「君、みんなからの評価がよくないね。サービス残業した方がいいよ」 ブラック上司の言葉にツイッター民震撼
定時退社すると同僚からの評価が下がるというのはおかしいが、評価を下げないためにサービス残業を命ずる上司も異常だ。この投稿は約18000件のリツイートがされたほか、トゥギャッターでお取り上げられ、現在も拡散され、多くのコメントがついた。
「ブチギレてもいいレベル」
「サービス残業してって言われること有りえないと思うんだけど……」
「『(薬物を)みんなやってるよ』と似てますね。ブラック企業死すべし、慈悲はない」
元保育士という人物は、投稿者と同様にサービス残業を上司から求められたが、これを無視したことで上司からいじめに遭い、現場から外されたという。
冒頭の投稿者は精神的にもきつかったようで、その後会社に退職届を郵送し、そのまま辞めている。
サービス残業を強要された場合、スマホで上司とのやり取りを録音して労基署へ相談することもできるが、「時には戦おうとせずさっさと逃げるのも大切ですね」と語る。
3人に1人がサービス残業をしている実態
投稿者はその後転職し、労働環境は改善したようだ。
「仕事が終わらないならサービス残業しろ!とか定時でさっさと帰るなんて新入社員は!とか仕事は自分で見つけるもの!とかいう言葉、転職してから聞いたことないわ できない仕事割り振る上司が管理できてないだけ」
日本法規情報が6月21日に発表した「労働さぽーと通信 相談者実態調査(調査対象942人)」によると、28%の人が残業代は「無給」と回答。およそ3人に1人がサービス残業をしていることになる。
残業代をもらうことは働く人の正当な権利であるし、本来は定時で退社するのが普通だ。サービス残業する人の評価が高く、定時退社する人の評価が低いのは、まったくもっておかしな話だろう。
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