体育会系は上司だとウザく、部下だとオイシイ? 上司だとしたら「軍隊に入ったつもりになるしかない」とマツコ
「厳しい上司にお手柔らかにしてもらおう」という”戦略臭”が漂いまくりだが、単純な人には効きそうだ。夜のホステスさんなんかも、意外なポイントを褒めるのは常套手段だとよく言っているし。しかしマツコ・デラックスはこれに疑問を呈した。
「これで喜ぶ人もいると思うけど、こんなこと部下に言われたら怒りそうじゃない?体育会系の人って」
確かに部下から「上から目線」で「俺だけは気づいてますよ」的に褒めアピールされることで、イラっとくる人もいそうだ。記事はあまりに「体育会系=単細胞」を前提とし過ぎているのかもしれない。
株式トレーダー・若林史江が「(体育会系の人は)一様にナルシストが多いから、褒められると喜ぶと思う」とコメントするも、マツコは「一瞬喜ぶかもしれないけど、すぐ忘れるって体育会系の人は」とし、
「対処法もクソもないと思うよ。だからもう自分が軍隊にでも入ったつもりになるしかないのよ」
と続けた。体育会系の上司を持って苦労する部分があるのはもう仕方ない、ということか。確かにバリバリ体育会系の人は、ずっと昔からそれで生きてきているため、スタイルがもう完全に根付いている人が多い。変われと言っても無理なのだ。面倒くさい部分に目を向けるより、体育会系ならではの良い部分(面倒見が良いなど)に意識を向けた方が良さそうだ。
部下ならまだいいが、上司になると周囲に上下関係の徹底を押し付け
しかし、実際に体育会系上司をもつ部下からしたら深刻に”しんどい”ようで、ヤフー知恵袋にも「体育会系の人間は部下としては使いやすいですが、上司にいたらウザイことこの上ないと思いませんか?」という投稿があった。
投稿者は体育会系が部下だとむしろ良いとし、「多少めんどくさい仕事を押し付けても文句を言いませんし、飲み会では勝手に自分を立ててくれる」と主張しているが、
「しかし上司になった途端、それを周りに強要します。仕事を押し付けるのはまだ仕方ないと思いますが、飲み会に強制参加させるとか必要以上に上下関係を厳しくするのはウザイです」
と思いを吐き出している。これに対し「体育会系上司ウザい」と共感する回答者からは、
「(体育会系上司は)自分基準だから、俺様ルールに従わないと『お前は変な奴』認定。仲間意識って部分は理解できるのですが、酒飲みながら仕事に関係ない的外れのダメ出し(お説教?)してきたときは『心底ダメだなこの人』って思いました」
との書き込みが。
しかし「体育会系の部下に仕事押し付けてる君はうざくないのかい?」「貴方も部下か後輩からそう思われているのではないですか?」という真っ当な(全うな?)鋭いツッコミ回答も……。ともあれ、体育会系とは、上司にもつと「ウザく」、部下だと「オイシイ」ものなのだろうか?
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