「部下が顧客の悪口を言う」そのとき上司はどうすればいい? 「遠回しに上司を批判している」という意見も
はてなブックマークでは、社内で顧客の悪口を言うのは避けるべき、という意見が相次いで見られた。愚痴を言う本人はスッキリするかもしれないが、ことあるごとに聞かされる方としては気分が滅入ってしまう。そうした嫌な雰囲気が社内に漂い始めれば、やがて働く人の士気を下げることにもなりかねない。
「初めはガス抜きのためでも、愚痴や嘲笑として繰り返し言い続けているとじきに染み付いて何処かでヘマをしでかす」
また、はじめは社内での愚痴でも、常態化するといつかクライアントへの態度に出るのでは、という懸念を書く人もいる。
「そういうのはクライアントに対してもにじみ出るからやめさせないといかん」
「そのうち態度にでちゃうから早めの対応が望ましいだろうね」
もし悪口を社内メールでやりとりしてれば、そうしたメールを「うっかりクライアントに送ってしまうのでは」という声も挙がっていた。
「上司が駄目クライアントの言いなりになってるのが気に食わない」
一方で、上司である投稿者に対する批判的な意見もある。部下はクライアントに対して文句を言っているようで、実は上司や会社を批判しているというのだ。
「それは遠回しにクライアントをコントロールできないボスを批判してるんだよ」
「そいつは『改善してくれ』って言ってるんだよ。上司が駄目クライアントの言いなりになってるのが気に食わないの」
助けを求めているのに上司が何もしてくれなければ、部下は嫌気が差してしまうのは無理もない。ストレスがたまる状況であることも理解できる。「そのうちその部下は辞めちゃうよ」と、部下を心配する声も挙がっている。
別の意見として、「上司がダメな部下の悪口をネットで言ってる」「SNSに撒き散らすよりはマシ」など、何も対処しないくせに、部下への不満を匿名ダイアリーに書いている投稿者をたしなめる書き込みもあった。
ちなみに、投稿者はその後追記で「クライアントは普通に無能なだけ。こちらが何かアクションして改善されることはない」と書いていた。だからといって上司として何もしないでいいわけではない。何らかのフォローはしてほしいところだ。