「朝食に昨晩のカレーは許せる?」という相談に非難集まる 一方で「毎日でもいい」という容認派も多数
家でカレーを作るときは、大抵何日分か作るものだが、その分を翌日の朝食に出すことに抵抗を感じる人も一部にはいるようだ。
ヤフー知恵袋には11月7日、こんな投稿があった。相談者は朝食に残りもののカレーを出されることが面白くないようで、
「朝食が、夕食の残りカレーって許せますか?」
と投げかけた。
身勝手な相談者に批判「嫌ならば食べなければ良いだけの事」
「許せるか」という言葉からは相談者の怒りを感じ取ることができる。相談者は男性からの回答をリクエストしているので、母親もしくは奥さんが昨夜の残りものカレーを朝食に出すことが気に食わず、そのことについて意見を求めているのだろう。
その気持ちについて「昨日の残りのカレー→楽をしている 楽をしている→愛情がない」と推測する人もいた。しかし、愛情があるかないかはさておき、朝ごはんにカレーはきつい、という人はけっこういるようだ。
「カレー自体は別にいいけど朝からカレーは重すぎるかなぁ」
「残り物が許せないと言うよりは、朝からカレーは、ちょっとって感じです。なので、昼食に昨夜のカレーの残りなら、十分にOKですが……」
カレーはスパイスがきいているし、油分もあるので起き抜けの胃にはきつい。一方で、朝食を用意してもらっているのに「許せるか」と問う相談者の考えを批判する人もいる。
「質問を見ると自分で作ってない様子ですが朝食からこれはやだと思うのがあれば事前に言えばいいんじゃないでしょうか?」
「というか許せない人を許す事が出来ません。嫌ならば食べなければ良いだけの事。許せないのならどうするつもりなのか?教えて欲しいものです」
「逆に朝カレー嬉しいです」「一晩寝かせたら美味しいじゃん」
だが圧倒的に多いのが、朝からカレーを喜ばしく思う人たちだ。
「よくありますし、美味しいからおっけーです~」
「逆に朝カレー嬉しいです」
「大歓迎です。カレーは毎日でもいいので」
何年か前に「朝カレーダイエット」が流行ったことがあったが、朝からカレーでも全然平気な人がかなりいるようだ。また、「一晩寝かせたら美味しいじゃん」など、カレーは一晩置いた方が味がよくなるから全然あり、という意見も多い。
一晩寝かせたカレーは美味しいとはよく言われるが、なぜなのか。グリコの企業サイトによると、時間が経つことで具材の持つ旨み成分や甘み成分がソースに溶けだしてコクが増すほか、スパイスがじっくりと余熱で加熱されることによりバランスがとれ、熟成された奥深い風味になるという。
前出の相談者は自分に賛同する意見が欲しかったようだが、容認派が多数派ということのようだ。
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