2019年卒の半数「6月中に就活終了」 10人に1人はオンライン面接を経験「リラックスできる」「空気感が伝わらない」と賛否両論
WEB面接を受けた感想を聞くと、
「交通費がかからない」(理系男子)
「自宅だとリラックスできる」(文系女子)
「自分の顔も確認できるので笑顔が出せた」(理系女子)
と肯定的な意見があった一方で、
「言いたいことが伝わっているかわかりにくい」(理系女子)
「空気感が伝わらない」(理系男子)
「インターネットの状況に左右されることがある」(理系男子)
といった否定的な意見も寄せられた。
3月から6月までの就職活動の費用の累計額は、前年同月を5126円上回る、平均106647円だった。地域別に見ると、関東が7万628円で最も安く、東海・関西地方はそれぞれ11万3030円、10万7927円だった。これら以外の地域は15万2465円。大都市圏と比べ、交通費や宿泊費などの出費がかさむためか、高額になった。
就職活動にかかるお金は、「アルバイト代・給料」(40.2%)や「保護者から就活で使うためにもらったお金」(19.1%)で賄っている人が多い。
6月中に最終面接を受けた学生は45.5%で、「入社予定先を決めて就職活動を終了した」学生が、前月比26.4ポイント増の45.4%。就活生の約半数が6月中に就職活動を終えていることが明らかになった。