「体育苦手だったけど社会に出たら困らなかった」に共感多数 「学校の体育は授業ではなくてハラスメント」「運動嫌いを量産してる」 | キャリコネニュース - Page 2
おかげさまで11周年 メルマガ読者数
65万人以上!

「体育苦手だったけど社会に出たら困らなかった」に共感多数 「学校の体育は授業ではなくてハラスメント」「運動嫌いを量産してる」

「体育苦手だったけど社会に出たら困らなかった」に共感多数

「体育苦手だったけど社会に出たら困らなかった」に共感多数

どうせならスポーツ実施組と座学組を選択形式にすればいいのにとか、健康増進が目的なら苦手な人は5分くらいのウォーミングアップだけやればいいとか、とにかく得意も苦手も「みんな一緒に」はナンセンスという考えのようだ。社会人になればサッカーゴールをキメる場面があるでなし、

「運動ができないことで不利益を被るっていうのが学生時代特有の経験だったことがわかる」

との結論に達していた。

これにブックマークは600以上つき、共感の声が相次いだ。運動が嫌というより、「体育にロクな思い出がない」人が多い。

「学校の体育は授業ではなくてハラスメントだから」
「体育の授業のさせ方で、晒し者にしないやり方に変える努力が感じられないからかな。運動嫌いを量産してる」

そう。運動オンチの筆者にも覚えがあるが、常に周回遅れで実力の差を見せつけられる無力感、失敗をさらしものにされる敗北感は、デリケートな思春期に余計な心の傷を残す。コメントには、

「特定のスポーツをルール説明せずに体育の授業でやり出して、『なんでルール知らないんだ!』言われたのマジ理不尽」

という声もある。バスケのトラベリングやサッカーのスローインの足の位置なんて知らないし、野球の外野は球をどこに投げるんだかサッパリだ。それらを、一部の指導者や体育大好きっ子たちは「知ってて当たり前」として押し付けてくることがある。

また、団体競技で「お前さえいなければ」という圧や、頑張っているのに「努力が足りない」と責められることも、ただでさえ運動が苦手な者にとっては、益々嫌いになる原因だ。大人になって体育がないことにホッとして、「あんなのできなくても困らんわ」と思う気持ちはよく分かる。

「苦手なものに折り合いをつける賢さも大事」という声も

一方で、苦手なものでも経験する意義を説く人も多かった。

「子供の頃に苦手なことを一切やらせないのは反対。得手不得手が分かるし、(中略)苦手なものに折り合いをつける賢さって、大事だと思うんだけど」

確かに、苦手だからと避けてばかりでは学びの機会は半減する。

筆者も中学生の頃の「サーブが入れば点が入る」レベルのバレーボール大会を思い出した。あと1点で勝ちという場面でサーブを打つ番になってしまい、クラス中に「あーあ、こいつか……」とガッカリ感が充満した。しかし奇跡的にサーブが決まり、クラスの歓喜の輪に包まれた。のちに先生までもが「まさか入るとは思わなかった」と本音を漏らしていたが、嬉しかったのをよく覚えている。まったく参加しなければ味わえなかった喜びだ。

コメントには、「体育はできなくてもいいけど、適度な運動を習慣づけられる何かが必要。特に中年期以降」といった意見も多い。年齢を重ねるほど、基本的な体力・健康維持のため適度な運動が必要になる。こればかりは体育が苦手でも関係ないことだろう。

【PR】注目情報

関連記事

次世代バナー
次世代バナー

人気記事ランキング

  1. ホテル業務ベテランの女性が「未経験者のふりをしてほしい」と言われた驚愕の理由
  2. 【実録マンガ】市役所のクレーマー「お前、高卒か?」 → 高学歴男性が「院卒です」と答えた結果
  3. 【実録マンガ】「あなたの日本語おかしいわね、日本人?」と電話口でクレーム → 「ご予約いただかなくて結構です」とお断りした男性
  4. ボーナス「一律3万円」だった男性、仕事中に「社長一家の豪遊」遭遇して絶望 即行で転職を決意する【実録マンガ】
  5. 「勉強しないと将来は工事現場で赤棒振る仕事しかないで」教育ママの言葉にタクシー運転手がいった一言
  6. 本社にクレームをいれたら、近所のコンビニが潰れてしまった話 ソフトクリームに文句を言ったところ……。
  7. 「あなたの日本語おかしいわね、日本人?」と電話口でクレーム → 「ご予約いただかなくて結構です」とお断りした男性
  8. 「親が車を買ってくれません。友人は200万円の新車を買ってもらってるのに……」19歳女性の不満に厳しい声相次ぐ
  9. 「レジの金盗むかもしれないし、うちでは雇えないですね」コンビニの面接で言われた衝撃的な言葉
  10. 「これ嫌いだから返品して!」理不尽クレームに、コンビニ店長がとった“かっこいい”対応

アーカイブ