観光地で製造業に従事する30代女性は「たくさんのお客さまが来店する見込みなので、休めません」とゆううつそうだ。連休には賛成だが、「10連休じゃなく、4連休+3連休が2回とか分けて欲しいです」と、休みの分散を求めている。
ホテル勤務の40代女性も、連日満室のため「休むなんてありえない」状況だ。女性が困るのは子どもの預け先だ。連休中のため保育園はお休みで、休日保育や県外にある祖父母の家に預けて働くという。
「その状況でも5月の公休が増えるわけじゃありません。国は、子どもは産め、女性は働けと言い、ただですら仕事と育児の両立が難しいのに、10連休でとどめを刺してくる」
と苛立っている。
「連休中に働くのは仕方ないけど、みんなの休みが終わった後に休みたいですよ」
販売・サービス業の30代女性は、「改元や新天皇即位は嬉しいです」としつつも、10連休には賛成しない。「サービス業、運送業、医療業にも連休が欲しいです。休める人と、よけいに忙しくなる人がいて、不公平です」と憤る。
同じく販売・サービスで働く20代女性も、「連休中にサービス業が働くのは仕方ないけど、みんなの休みが終わった後に休みたいですよ」と、不公平感を抱く。
機械修理工として働く20代男性は、元請け企業が10連休している間のカバーをするため休みがとれない。担当エリアは関東一円の都県に及びメンバーがひとりでも欠けると業務が回らない状況だ。
「元請けは10連休でいいですよね。私たち下請けに丸投げすればいいんですから」
ほかにも、
「GWなんて所詮、客が入って嬉しい経営者側の造語ですよ。使われる側の自分には苦にもなる言葉です」(20代男性、販売・サービス業)
「10連勤したところで給料が上がるわけでもないし、損した気分です」(20代女性、管理・事務職)
など、10連勤をしいられる人たちからのコメントが寄せられている。
キャリコネニュースでは引き続き「ゴールデンウィークが10連休じゃない人の叫び」を募集しています。