時給はアップしなかったが、交渉した人からは、
「勤続年数が長いことや経験を加味して昇給の相談をしたが、すでに上限まで賃金は上げていると言われ、了承が得られなかった」(26歳女性)
「責任ある立場になりそうだったので、代わりに時給を上げてほしいと伝えました」(35歳女性)
など仕事や現状を給与に反映して欲しいという声が寄せられた。一方、交渉をせず、時給もアップもしていないと回答した人からは、
「給与が上がった分、仕事量も増えてしまうので、交渉はしない」(28歳男性)
「子供が体調不良のときなどに融通をきかせてもらっているので、交渉しづらい」(39歳女性)
といった声が寄せられた。
なお、給料アップのために行なっていることを聞くと、1位は昨年同様、「給料の良い仕事に就く」(53%)。2位と3位は昨年と順位が入れ替わり、「副業・ダブルワークをする」(28%)、「仕事で実績を上げる」(24%)という結果だった。
「交渉というより、現状に対する評価を給与に反映してほしいと伝えました。」
時給がアップした人の中で、交渉をしなかった人からは、「毎年査定があり、そこでの評価次第で昇給します」(24歳女性)といった声が寄せられた。また、
「試用期間終了時、担当の正社員の方が上司に進言してくれて、時給が上がりました」(48歳女性)
という人もいる。交渉をした人からは、
「派遣会社の担当に相談し、時給を20円アップ。さらに交通費も支給されるようになった」(28歳女性)
「交渉というより、現状に対する評価をお給料に反映してほしいとささやかな希望を伝えました。結果的に昇給しました」(39歳女性)
といった声が寄せられた。