現役の営業マンとして働く40代男性は、会社名義ではなく個人名義で契約を交わせと指示されているといい、「利益を出せない職員はクビといわれてます」と綴った。
管理・事務職の30代男性は、「昼休みに社内で昼食をとった後、社内でつまずいて足の骨を折ったが、昼休み中という理由で労災認定の対象にはならないと言われた」という。
現場作業員だった20代の男性は、危険な箇所で作業することもあったが、会社側は安全措置を講じていなかった。男性は、
「怪我等をしても労災にはしません。免許を必要とする特殊作業でも、無免許での操業を黙認。キャパオーバーの仕事をさせられることもありました」
と振り返る。
「些細なことでも社長の気分で始末書が飛び交い、始末書1枚につき1万円の減給」
自動車製造工場で働く30代男性は、入社して2週間で残業時間が30時間超という日々を送っている。
「新入社員なのに、何も教えてもらえず、いきなり製産ラインに配置された全員が忙しすぎて先輩に仕事のことを聞けない。昼休みは1時間でしたが、そんなに取ってたら仕事が終わらないので、すぐに戻る羽目になる」
休日出勤も常で、人の入れ替わりも激しいという。そんな職場について、
「派遣とパートが8時過ぎまで残っています。多くの人が軽自動車にしか乗っていないし、製造企業なのにISOすら取得していません。労働契約書の控えの封筒が何故か労働基準監督署のモノでした…」
と明かす。
営業職の30代の男性は、法令遵守の意識が薄い職場環境に馴染めなかった。「些細なことでも社長の気分で始末書が飛び交い、始末書1枚につき1万円の減給だった」という。
ほかにも、「上司から違法行為を黙認するように圧力をかけられました」(30代女性、管理・事務職)といったブラック企業エピソードが寄せられた。
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