効果を感じた施策は、「業務の見直し・改善」、「人事や上司の意識向上」、「長時間残業させないためのルール作り」などだ。「業務の見直し・改善」では具体的に、
「『この人しか、この仕事ができない』という環境を、『複数の人が、この仕事に対応できる』という環境にした」
「無駄な作業の見直し、アウトソーシング化」
といった声が寄せられた。属人化を防ぎ、業務の効率を上げる工夫が功を奏しているようだ。
「人事や上司の意識向上」では、管理者などの意識改革や周知の徹底、人事評価の見方の是正が挙げられた。「上手くいっているかどうかは、企業・管理者からの周知が徹底しているかどうかの違い」という声もあった。
「長時間残業させないためのルール作り」では、「強制的な終業時刻の設定」や「勤務時間、休憩時間、休日取得の把握」、長時間労働者への注意勧告」などが挙がった。