トピ内には、「日本に『死ね』と言われているみたいで切ないです」と共感するコメントが相次ぎ、「会社に内緒で週末居酒屋でバイトしてる。もう30歳なのに何やってるんだか」と現状の辛さを吐露する人もいた。
「公務員試験に挑んだけど倍率40倍の壁と数的推理ができなくて撃沈」
「もう都会に行って転職しようか迷ってる。田舎は採用があってもコネだし、コネがない人は無理」
転職しなかったトピ主にも落ち度があると批難する声もあったが、転職活動の難しさを指摘する声も寄せられた。いくら酷い会社に勤務しているからといって、簡単に今よりマシな会社が見つかるわけではない。
「転職しようと思ってますが上手くいく気がしない。自分に自信が持てない」
ブラック企業に勤務した結果、自信を奪われて転職する気力さえ失せてしまうという人も少なくない。劣悪な企業で働く人の中には、「この会社はおかしい」と気付いても、逃げようとする自信や体力が無い人も多い。
「日本って貧乏になってきてるんだな」
「東南アジアの国を『発展途上国だ』って馬鹿にしてる人は多いけど、もはや日本も発展途上国の仲間入りしてるんじゃないかと時々思う」
「お隣の国が日本へ爆買いしに遊びに来てるよね。日本って貧乏になってきてるんだな」
日本は先進国と考えられてきたが、その面影は見えなくなっている。政府はインバウンド需要の増加を喜んでいるが、それは日本という国が素晴らしいからではなく、かつて日本人が「物価が安いから」という理由で東南アジアに旅行に行っていたのと同じ感覚で、日本に来る外国人観光客が増えているだけとも思えてしまう。
日本に住む人が「日本に住んで良かった」と思える国づくりを本格的に着手しなければいけない局面に来ているだろう。