「自分と他者(世間を含む)の捉え方」についての診断結果では、「私もあなたも正しい」と感じている役職者が53%と過半数をしめた(一般34%)。
このほかの項目に関しては、「私は正しいが、あなたは違う」(役職者14%、一般17%)、「私は違うが、あなたは正しい」(役職者22%、一般27%)、「私もあなたも違う」(役職者11%、一般22%)といずれも一般のほうが役職者よりも割合が高く、正反対の傾向を示していた。
若くして役職者になるには、自分に自信を持っているだけでなく、他者を肯定的に受け入れる素質が必要なのだろうか。同社の佐藤由紀子代表はこれらの結果を受け、
「弊社では自己を肯定する範囲でしか他者を肯定できないと分析しており、自己肯定感が高い役職者と自己肯定感が低い役職者とで、マネージメントの領域において差がでると想定しております」
とコメントしている。