年収300万円の30代既婚女性は、そもそも「職場が工業地帯で外食ランチを楽しめるようなカフェや定食屋がない」という。
「普段は夕飯の残り物を詰め合わせたお弁当やパン、350円で食べられる会社のお弁当で済ませています。今の自分に見合った昼食がとれていると思います」
この女性は、子どもがある程度大きくなったため、定時退社して買い物・夕飯づくりができるようになったという。職場で用意されているというお弁当も、手に届きやすい価格帯で気軽に頼める価格だろう。
反対に、運送業の既婚男性は「家に帰れないからコンビニ弁当ばかり」(年収350万円、30代)という。外食するときは「お世辞にもきれいとは言えないお店で800円程度」ですませるというが、
「家族の分も含めると食費が2重でかかるから節約したい」
と、節約を意識している。
外食は1000円までに収めたい傾向
外食派の人もいるが、「本当は自炊がいいが、社外に出ていることが多いためできない」(年収300万円/30代未婚女性)とやむなく外食を選んでいる様子が垣間見られた。
ランチにお金を払っている人の場合、コンビニは700円程度、外食では1000円程度がボーダーラインのようだ。20代男性からは「コンビニで700円程度のものを買って会社で食べることが多いが、本当は外で食べたい」(年収360万円/未婚)と本音をこぼす。
実際に、普段はコンビニで、時折外食をしている人から回答が寄せられた。
「コンビニでパスタ類をよく食べる。1か月に2回程度なら付き合いで1000円くらいまで外食することも」(30代男性/年収300万円/未婚)
「普段はコンビニでサラダとおにぎりを買って600円程度。外食するときは1500円くらい。使いすぎている気もするが食で我慢したくない」(30代男性/年収380万円/未婚)
コンビニと外食、あるいはお弁当など、予算の範囲内でランチにメリハリをつけて楽しむという人が多く見受けられた。
※キャリコネニュースでは引き続き「いつもランチは何を食べますか?」や「貯金」に関するアンケートを募集をしています。