実録!劣悪ブラック企業「靴に画鋲や死んだ虫が入っていた」「ひとり情シスで全責任を押しつけられる」 | キャリコネニュース - Page 2
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実録!劣悪ブラック企業「靴に画鋲や死んだ虫が入っていた」「ひとり情シスで全責任を押しつけられる」

管理・事務職の30代男性は、会社の理不尽な評価に苦しんだ。男性は500人規模のデータシステムのメンテナンスから設定、運用までのすべてを担っていた。いわゆる「ひとり情シス」だ。

「当然時間が足りるわけもなく、特に設定変更を大量に行う年度末は地獄で、週に3日は会社に宿泊していました。在籍していた最後の年度末は本当に地獄で、月に2日しか休めませんでした。その結果、翌月の上旬に倒れてしまいました」

そのため1週間休むことになったが、男性以外に給与計算システムをまともに動かせる人は皆無だった。そのため、男性が復帰するまで、給与の一部支払いが遅延する事態にいたった。

しかし出社すると、会社側に「なぜ他の人が簡単に動かせるようにしていなかったのか」と叱責された。男性は理不尽な責任追求に「やってられない」と思い、すぐに転職した。

「化粧をすると嫌味を言われ、ノーメイクでも嫌味を言われ、何をしても嫌味ばかり」

管理・事務職の20代女性は、20歳で入社した元勤務先で散々な目に遭った。妻帯者から不倫を迫られ丁重に断ると、今度は部長の妻によるイジメがはじまった。部長は、女性に交際を迫られたと嘘を言いふらしていたという。

「靴に画鋲や死んだ虫を入れられました。飲み会で席が用意されていなかったり、ロッカーを合鍵で開けられてお金を盗まれたり。化粧をすると嫌味を言われ、ノーメイクでも嫌味を言われ、何をしても嫌味ばかりでした。『会社の既婚男性にベタベタしていた』など、とにかく嘘の噂も流されました」

別の女性社員からは、「私は◯〇さんが好き、あなたはライバル」と謎の宣言をされた。仕事も教えてもらえず、できないと怒られた。嫌がらせの長文ラインを送り付けられたこともあった。そうした女性に対するイジメの数々は、数人の社員は知っていたが、見て見ぬふりだ。

その背景について「社長夫人の親友の子ども、その友人、部長の従姉妹の旦那、部長の奥さん、そのママ友など繋がり採用が多く、1人から嫌われると誰とも口をきいてもらえない会社でした」という。

ある種のリファラル採用ではあるが、女性は「年に5~8人を採用しますが、3年後に1人残っていれば上出来といえるほど、定着率の悪い会社でした」とも明かしている。

※キャリコネニュースでは引き続き「ブラック企業経験談」「会社であったスカッとした話」に関するアンケートを募集しています。

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