1位のかんぽ生命保険に関して
「有休は100%消化。年間20日の有休のほか、夏季休暇3日、冬期休暇2日、合計25日も休みがもらえる。さらに、小さい子どもがいる社員は、子ども1人ごとに5日休みが与えられる。現場は定時退社が多く、サービス残業は一切ない」(事務管理/20代後半女性/年収400万円/2016年度)
といった口コミが寄せられている。同社は、郵政民営化法に基づき2006年に設立された(設立当初は「株式会社かんぽ」)。民営化前に日本政府・日本郵政公社が行っていた、無審査で政府保証がつく「簡易生命保険」とは異なるが、その特徴を受け継いでいる。保険金額300万円程度の小口商品が主流となっている
新人採用は、「総合職」とエリアが限定された「エリア基幹職」、転居を伴う転勤がない「一般職」の3つに分けて行われており、入社後にコース転換を希望することも可能だ。
財形貯蓄や社員持株会、独身向け・家族向けの社宅、レクリエーション施設や関係医療機関など、福利厚生は極めて充実。育児や介護に関する休暇制度だけでなく、それらを理由に退職した元社員の再採用制度も用意されている。
日本郵政グループ4社で、就職先としての企業の魅力度を競う「エンプロイヤーブランド・リサーチ 2019 ランスタッドアワード」金融/保険部門の1位に2年連続で選ばれている。また、月の平均所定外労働時間は9時間となっている。