1位の日本製鉄については、
「入社1年目から大きな仕事を任せてもらえる。風通しは非常によく、議論に上下関係はない。若手社員でもきちんと意見すれば採用されることが多い。川上メーカーなので、自分のやりくりでサプライチェーンが大きく左右される点も、非常にやりがいを感じる。約3年周期で異動が行われるため、飽きることもない。大企業らしく、いろんな仕事があり、自分にあった職種に出会える可能性が高いと思う」(企画営業/30代前半男性/年収850万円/2017年度)
といった口コミが寄せられている。同社は、2012年に新日本製鐵と住友金属工業が統合して誕生した日本最大手の鉄鋼メーカー。今年4月に「新日鐵住金」から「日本製鉄」に商号変更した。粗鋼生産量は年間4736万トンで、国内トップ。世界でも第3位を誇る。
多様な人材が活躍できる職場環境を目指し、子育て中の社員の就労支援にも注力している。例えば、製鉄所の高炉は24時間365日フル稼働のため、社員が交代で常に働いている状態にある。そこで、24時間対応の保育所を設置するなど、子育て中の社員も働き続けやすい環境を整えている。
夏季期間中には年休取得奨励や、フレックスタイム制度を活用した「朝方勤務」を推奨しているほか、4月にはテレワーク制度の試行もスタートさせた。