ゴルフダイジェスト・オンラインは11月26日、ゴルフに関する調査結果を発表した。調査は今年10~11月にネット上で実施し、年3~4回以上の頻度でゴルフをする会社員500人から回答を得た。
ゴルフを始めるきっかけになった人を聞くと、男性は「職場の同僚」(43.2%)、女性は「家族」(36.4%)が最多となった。一緒にゴルフをすることが多い相手は「友人・知人」(57.0%)、「職場の同僚」(53.8%)が半数以上となった。
また、4人に1人は「仕事の取引先の人」(26.4%)と回答しており、いわゆる”接待ゴルフ”を行っている人も多いことがうかがえた。
スコア100を切る人、年収400万円未満は4割、800万円以上は7割に
過去のベストスコアを聞くと、「90~100未満」(24.8%)が最多となった。一般的にゴルフがうまいとされる”スコア100未満”は52.8%。またスコア100を切る人を年収別に見ると、「400万円未満」は38.7%なのに対し、「800万円以上」は70.8%となった。同社は、
「年収が高い人の方がスコアが良い傾向が見られました。年収が高い人は、金銭的に余裕があるため頻繁にゴルフに行けるということや、仕事の付き合いでゴルフをする機会が多いことなどがイメージできます」
とコメントしている。「ゴルフを通して上司や同僚と仲良くなったと感じる」と回答した人は85.4%。「ゴルフのおかげで仕事がうまくいった・円滑に進んだ」という人も63.2%と高い。どのように仕事がうまくいったかを聞くと、
「上司とゴルフの話ができることで、仕事の話もスムーズに話せるようになった」(東京都・29歳男性)
「取引先の人がゴルフの話を始めたら何時間も話すのでやっていて良かったです。とても共感できる事も多く、今ではお得意様になっています」(東京都・49歳男性)
といったコミュニケーション面が円滑になったという声のほか、
「商談相手の取引先の方とゴルフをした後に、進めていたプロジェクトの協力を得ることができた。その後、そのプロジェクトは成功した」(大分県・41歳男性)
「10回飲みに行っても取れなかった仕事が、1回のゴルフでうまくいった」(神奈川県・40男性)
といった声が寄せられた。中には「ミスしても許された」(東京都・37歳男性)という人もいた。
クラブやウェアなどゴルフに必要なグッズを揃えるためにどのくらいかけたかを聞くと、「10~20万円」(22.8%)、「5~10万円」(21.8%)の価格帯が多く見られた。約7割は20万円未満でゴルフ用品一式を揃えているが、「50万円以上」も5.8%いる。
1か月あたりのゴルフにかける金額は「1~3万円」(47.8%)が最多。次いで「1万円未満」(28.8%)となった。