1位「三菱商事」のやりがいについては、
「海外での大規模プロジェクトに携わることができるのは大きな魅力。もちろんプレッシャーやストレスも大きいが、その分やり甲斐を感じて仕事ができる。また営業マンとしての能力を身に付けることもできる。スキーム作りから契約書、相手との折衝を通して自らが成長していくことを感じることができる」(海外営業/30代前半男性/年収1000万円/2015年度)
といった口コミが寄せられている。同社は、住友商事や三井物産などと並ぶ「5大総合商社」のひとつ。エネルギー・資源や食品、産業インフラなどあらゆる領域を網羅する総合力が強みだ。2019年4月現在、国内に13拠点、海外に171拠点を持つ、日本を代表するグローバル企業でもある。
2018年度の有価証券報告書によると、平均年間給与は約1608万円(平均年齢42.5歳)と非常に高水準。男性社会と言われることもある商社だが、同社では女性活用推進にも積極的で、2005年から妊娠休暇の拡大、育児関連の補助制度、勤務時間の選択肢拡大など、さまざまな行動計画を掲げ、実行してきた。
そうした取り組みが評価され、厚生労働省が子育てサポートに積極的な企業に与える「くるみん」マークを2008年より継続して取得。2014年には女性活用推進に力を入れている企業として「なでしこ銘柄」に選定され、2017年には「くるみん」よりさらに取得の困難な「プラチナくるみん」マークを得ている。
また、同社は人材育成にも力を入れ、新入社員から中堅、管理職まで段階に応じて多様なプログラムを用意。原則、入社8年目までに全職員が海外経験を積むこととなっている。