ブラック企業のやばい日常「うどんを”指定の食べ方”以外で食べると吊るし上げられる」「上司に夜食を勝手に食べられる」 | キャリコネニュース - Page 2
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ブラック企業のやばい日常「うどんを”指定の食べ方”以外で食べると吊るし上げられる」「上司に夜食を勝手に食べられる」

しかし、昼食付きと言っても「スーパーで買ってきたような、弁当のような容器で麺と出汁を入れるスペースが仕切られている安いうどんでした」という。

「しかも、口うるさく傲慢で内弁慶の2代目社長が同席。うどんの食べ方にまで口を出してきました。この容器で普通に食べると、うどんを一度箸で掴んで出汁につけて食べるのですが、『直接うどんにだし汁をかけて食べろ』と全員に強要していました」

その理由を聞くと、社長は「役員会ではこうやって食べるのが広まっているし、時短だからだ!」と答えた。たしかにうどんを出汁につける時間は短縮できるが、それを強要するのはいかがなものだろう。

その食べ方を忠実に守る人もいたが、無視する人もいた。しかし女性社員が社長に見つかり、「お前はわかってない!とみんなの前で吊るし上げ。貴重な金曜の休み時間がなくなりました」という。

新卒は6人いたが、うち4人が5か月以内に退職した。残る2人も3年以内に会社を去った。男性が辞める際、社長には「お前たちを雇うのにも教育するのにも、どれだけの時間と金を使ったと思う」「金を返せ」とまで言われた。

そんな社長の悪評が広まったのか、今では社名をネットで調べると、中小企業にも関わらず「〇〇会社 ブラック」と表示されるという。男性は「残業代も払わず最低な捨て台詞を吐かれたので、正直いい気味です」と心境を述べている。

勝手に夜食を食べ、「置いてあったので”いらない”と思った」

事務・管理職の40代男性は、ワンマン経営の社長を筆頭に”個性派揃い”の会社にいたことがある。

「社長の気分により経営方針が変わり、『社長語録』を朝礼の度に全社員が読み上げさせられる。社長語録のバインダーはどんどん分厚くなり、バインダーに収まりきれなくなるが、大切に扱わないと叱責される」

祖父の忌引休暇の申請をしたら、課長に「そんな制度は当社にはない」と一喝されたという。また夜勤の際は、共用冷蔵庫に入れている夜食がいつもなくなるという。ある日、男性は別部署の上司が食べているのを発見した。

「『それ私のですが』と言うと、『名前を書いてないのが悪い』と言われた。翌日から名前を書いて冷蔵庫に入れるも、また同じ上司が食べていて、『食べずに置いてあったので”いらない”と思った』と……」

個人ロッカーから、私物や財布などが無くなるのは日常だという。従業員の誰かしらの車が毎晩、立て続けに車上荒らしの被害にも遭っていた。男性は、

「今の会社に転職して10年以上になりますが、机の上に無造作に財布やスマホを置いて離席しているのが不思議に感じています」

と綴っている。

※キャリコネニュースでは引き続き「ブラック企業経験談」「”自爆営業”エピソード」に関するアンケートを募集しています。

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