競走馬が前方に集中するために装着する馬具「ブリンカー」から着想を得て開発された。「ブリンカー」は、視界の一部を直接遮ることにより真横や後方の余分な視野を遮り、周囲からの影響に惑わされずに意識を競走や調教に集中させることができると考えられている。
製品は通常の眼鏡部分と、視界を遮る板である「フード」と呼ばれる部分からなる。普段は普通のメガネとして使用でき、勉強やパソコン作業など集中したい場面においてフードを装着することで、目の前の作業に集中できる環境を作る。フード着用時の眼鏡は、イメージとしては、ゴーグルの脇の部分の透過性がなくなったような感じだ。
なお同社は、外出時や運転時には視界が狭くなる恐れがあるため、フードを外しての使用を勧めている。また、集中度合いには個人差があるという。