「同じ課の先輩は内勤なのに絶対電話に出ない、仕事は集計作業しかしません。しかもミスや私語が多い。なのに課長より給料が高いと知ったとき『辞めよう』と決意しました」
この会社の社長が、仕事ができない人ほど可愛がり、能力ではなく”好き嫌い”で給与を上げ下げする人だったという。女性が見切りをつけるのも当然だろう。
販売・サービス職の50代の女性は、自身の給料について「入社して10年経つのに、入社してすぐの人とほぼ同じだと知った」と綴る。その後輩は、上司のお気に入りなのだという。
「その人は急に休んでも何も言われない。こっちは熱があってもやるべきことを終わらないと帰してもらえないのに。会社の考えに納得がいかない。怒りがこみあげてくる」
40代の管理・事務職の女性も後輩のほうが好待遇であることが不満だという。女性は、「自分より1年後に入社してきた人の方が、基本給が1万円高かったった。結局、基本給が上がるわけもなく手取りも下で、教える気力も失せてしまいます。馬鹿らしい…」と嘆いている。