2位は、僅差で「自分のスキルレベルが向上したことを実感できた時」(48.1%)がランクイン。以降には「自分の提案や意見が通り、実現できたとき」(41.1%)、「責任ある仕事を任された時」(37.3%)、「仕事を納期通りに仕上げた時」(36.4%)、「昇進・昇格があった時」(19.3%)といった回答がみられた。
一方、やりがいを感じていない35.1%に理由を聞くと、1位は「現在の仕事はマンネリ化しているため」(41.1%)に。次いで「昇進・昇給が望めないため」(39.7%)、「現在の仕事には将来性がないため」(28.5%)と続く。
また、他には「スキルアップができないため」(25.9%)、「上司や周囲から評価されていないため」(24.2%)、「ワークライフバランスがとりづらい・残業が多いため」(22.3%)といった理由を挙げる人もいた。
続いて「ITエンジニアとして働く上で大切にしていること」を聞くと、最多は「自分のITエンジニアとしてのスキル向上」(29.7%)だった。このほか「一つの技術に捉われず、ITエンジニアとして幅広く活躍できること」(26.5%)、「与えられた業務を期間内に完璧に仕上げること」(19.5%)などが上位を占める。
一方で「後輩やメンバーへの人材育成に携わること」(7.4%)という人は1割程度にとどまり、人財育成よりも自身のスキルアップやキャリア開発を意識しているITエンジニアが多いことが分かった。