保育士として働いている40代女性は、保育士経験約3年の50代の女性について語る。「保育士不足で給料がいいからと保育園に就職してきた」というその女性は
「現場から30年余り離れていれば、素人も素人。保育日誌はもちろん、連絡帳もまともに書けない。でも若い保育士には命令が多く、『今の若い保育士は~』と愚痴を言う。自分は子どもとかかわることもなく、同じ年代の働かないおばさん同士が固まってしゃべる」
都心部では、なおも保育士不足が続いている。それでも現場で求められているのはきちんと働く保育士ではないだろうか。30年もブランクがあったのなら、一から仕事を覚える姿勢を持ってほしいものだ。
難しい仕事が回ってくると「家族会議で退職を検討します」
建築・土木技術職の50代男性の職場には「楽な仕事しかしない」人がいる。
「パワハラを行うことにより文句を言わせない。主任クラスの仕事しかできないので、仕事を教えることもできない。が、新しい業務に取り組む若手社員の業務が進まないと激怒しまくり、いじめが始まる」
これだけでも社会人としていかがなものかと思うが、その中高年の暴走はまだ続く。
「多少難易度の高い業務が自分にまわってくると『家族会議を開いて退職するか決めます』と取締役に真顔で発言する始末」
退職をちらつかせるのは脅しにもとれる。おそらく「辞められたら困る」と思われていることを自覚しているのかもしれない。しかし、そうした働かない中高年に対して「早く退職してほしい」(50代女性/医療職)と思っている人がいることも忘れてはならないだろう。
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