ミーニューは4月2日、「リモートワーク・臨時休校に伴う家事や費用負担に関するコスト調査アンケート」の結果を発表した。調査は3月24日~26日に実施し、20代~40代の東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県の女性600人から回答を得た。
自身のリモートワークへの移行や、子どもの臨時休校によって出費が「増えた」という人は73%だった。
在宅ワークで自宅での食事やカフェで仕事をするようになった人が増加?
増えた出費の種類については、「食費」が最も多く54.8%と半数を超えた。同社は「在宅勤務、またリモートワークにより自宅で食事する機会や自宅近所のカフェなどで仕事をする女性が増えた結果といえます」とコメントしている。
以降は「外食費」(12.5%)、「娯楽費(書籍購入など)」(9.9%)、「教育費(子ども向けドリルなど)」(7.9%)と続いた。
食費が増加した人の家庭環境別に見ると、「子どもが1人」の家庭で8割近く、「子どもが3人」の家庭では全員が「増えた」と回答した。臨時休校による負担の大きさがうかがえる結果となった。
「1日平均の出費の金額」を聞いたところ、1位が「500円から1000円」で38.4%。2位「500円以下」(26.3%)、3位「1000円から1500円未満」(18.9%)となった。
リモートワークや臨時休校にともなって家事量の変化を聞くと、「家事が増えた」が41%、「特に変化は無い」が57%となった。
負担を感じる家事は「献立を考える事」(29.1%)、「料理」(27.6%)、「買い物」(17.1%)となった。「献立を考えて買い物をして料理をする」ということが通常より負担に感じている女性が多いようだ。