HUSTARは4月、大学受験に関する調査結果を発表。調査は3~4月にネット上で実施した。
現役大学生30人にセンター試験でどの程度緊張したか聞いたところ、過半数が「ドキドキしたくらいの緊張だった」(56%)と答えた。以降は「人生のどの瞬間より緊張した」(22%)、「記憶に強く残る緊張だった」(11%)、「まったく緊張しなかった」(11%)と続いた。
「会場の独特の空気に圧倒された」という声も
回答者に当時を振り返ってもらうと、
「私立大学の受験がメインだったためセンター試験は私立入試のための練習程度に思っていたが、会場の独特の空気に圧倒され想像以上の経験をした」
といった声が寄せられた。
一方、全く緊張しなかったという人からは
「これ以上対策しようがないと自分が思えるくらいには勉強したから緊張しなかった」
などと「自信をもってセンター試験に臨めたから」という人が多かった。
センター試験後に受験する二次試験の対策には、教学社が毎年出版する各大学の過去問題集、通称「赤本」を使う受験生が多い。続いて、大学生60人に「赤本はいつごろから取り組み始めたか」と聞いたところ、最多は「3年の夏」(36%)だった。
3年の夏に取り組み始めた理由としては、志望大学と自分の現時点の学力を測る上でも「夏までに1回は赤本を解いた方がいい」という声が多かった。以降は「3年の秋以降」(31%)、「3年生の前から」(17%)、「3年の春」(16%)と続いた。