営業活動については、9割が「リモートワークを導入している」(88.4%)と回答。「リモートワークにより生産性が上がったか」と聞くと、過半数が「どちらともいえない」(54.7%)と回答し、このほかの「上がった」(23.4%)、「下がった」(22%)はほぼ同率だった。回答者からは
「時間の有効活用ができる」
「作業を遮られることが減り、業務に集中できるようになった」
といった回答が多かった。一方で「業務負担が増えた(報告業務、連絡業務が増えた等)」、「顧客がオンライン商談に対応できないことがある」などの声も寄せられた。
リモートワーク中の課題を聞くと、最多は「オンラインでの商談や社内会議での意思疎通」(44.9%)だった。次いで「案件情報や営業活動の共有・可視化」(39.6%)、「案件を進める上で必要な他部署との連携」(34.8%)、「オンラインで商談や社内会議を行う設備が整っていない」(29%)と続いた。
役職別でみると、経営・管理者では「オンラインでの商談や社内会議での意思疎通」(44.4%)が最多に。営業担当者では「他部署との連携」(38.7%)が多かった。