コメント欄には「給料は勝手に発生するんじゃないのよ。労働の対価だから。労働を売って発生した対価だから、その分ちゃんと働かないといけないのよ正社員は」と正社員であれば、最低限のモチベーションを持つべきという厳しい声が目立った。
「だったら正社員で雇う理由はないし、いつか人員整理の対象になっても文句は言えないんじゃない?」
「それ言っちゃうと『安定して都合よく生活費が欲しい』ということになっちゃうけど、そんな人をあなたは補償して雇うかな?」
向上心のない正社員を雇うくらいなら非正規労働者を雇った方が、雇い主にとってはコストパフォーマンスが高い。向上心のない人はクビを宣告された際、文句を言う権利がないとまで考える人もいた。
「上司から見て目に余ってきたんでしょう。そういう態度だと周りに悪い影響も与えるし、したいように働けばいいと思うけど、コロナもあってますます正社員だからって安泰ではなくなると思いますよ」
モチベーションがない社員がいると他の社員に伝染するリスクがある。会社は集団であるため、「私は与えられた業務だけやります」というスタンスは、確かにやや利己的なのかもしれない。
「モチベーションはある”フリ”をする」「多分ほとんどの人が同じ」
また、他には「ミスしなければいいって言うけど、そういうこと言う人ってミスしても足引っ張ってても自覚ないんだわ」という辛辣な意見も。上司は、トピ主に向上心がないことを咎めたかったのではなく、十分な能力がないことを危惧しているのかもしれない。
「モチベーションはある振りしとけ」
「口にしたり態度に出さなければ良い。多分ほとんどの人がそうだよ」
ダラダラ仕事をする人がいると会社の指揮を下げてしまう。そのため、モチベーションがある”フリ”をすることも正社員として働く上での処世術なのだろう。
一方で「そういうのめんどくさいから私は派遣」という人も一定数みられた。「私は向上心あります」という演技をしたくないのであれば、非正規労働者として働くことを視野に入れてもいいのかもしれない。