「たかがトイレで…」と思う人もいそうだが、トイレが原因で退職を決意した人は少なくない。「私もトイレが原因で辞めたことがあります」と綴る人がいる。
「電気つけても暗くて怖いのに和式で便器の周りはいつも濡れてるしちぎれたティッシュがそこら中にあるし……。誰も掃除しないし、それが嫌で嫌で入る前にいつも掃除してたら私が何故かトイレ掃除係みたいになってた」
トイレが汚いと仕事のモチベ―ションに大きな悪影響を与えそうだ。何より、「トイレって大事。不特定多数が使うから綺麗じゃないと今はコロナのこともあるし汚いところじゃ使いたくないよね」と指摘がある。
新型コロナウィルスの感染拡大により、衛生面に対する意識が高まっているため、職場が不衛生であることは立派な退職理由になりえる。トイレの衛生面ばかりではなく、トイレの位置がストレスになることもある。
「支部の事務所なんだけどトイレが男女兼用で部長の席の真後ろ。女性がトイレに行く度に気を遣って部長がどこかへ行きます」
「コンビニでパートした時に裏の事務所の壁一枚隔てた所にトイレがあった。いつも男性店長が事務所にいて音姫もないから音が聞こえそうでトイレ行き辛くてそれがストレスになって辞めた」
トイレをしている最中に音を聞かれたくない、「音を聞いている」と思われたくない、などの心理的負担も毎日積み重なれば相当なダメージになる。
「トイレは素手で掃除しろ」と言われた人も
トイレ掃除に関するコメントも散見された。
「男女共用で掃除は女子の仕事と言われて1日で辞めた。立て替えたばかりのすごいきれいなオフィスだったけどなぜかトイレだけ時代錯誤過ぎた」
「トイレが嫌で辞めたいと思ったことは無いけどトイレ掃除が女性スタッフだけに押し付けられてるのが嫌で辞めたことならある。男性スタッフはその間喫煙所で煙草吸ってた」
男尊女卑が根強く、女性にばかりトイレ掃除を押し付けられたという職場もある。嫌いな上司が使用していると思うと、トイレ掃除をすることが馬鹿馬鹿しく思えてくる。
中には、「私はトイレが素手で掃除しろみたいなところ。それだけが理由じゃないけどトイレも大きな要因」と衛生に対する意識が低い職場で働いた経験のある人の声も見られた。
常に利用する場所だからこそ、トイレの衛生面や配置場所、掃除当番などは徹底的に気を使うべきだ。