女性は残業代が出ない管理職。職場はコロナに直面するなか、業務量は変わらなかったが、人数が減らされた。そのため、女性と同じ部署に所属する「管理職以外のメンバーは収入が増えていた」という。
「メンバーの残業が続いていたので、体調面を心配していました。彼らは何も言いませんでしたが、このご時世に仕事があることに、おそらく感謝していたのでしょう。一生懸命に働いてくれていました。
私が十分な指示を出せなくても、自発的に動いてくれていたので、彼らにはとても感謝しました。もし彼らに不満があれば、その解消に役立ててもらえればと私も日々、会社の状況をこまめに発信していました」
「稼ぎたいので仕事が欲しい」コロナで休業を命じられそうな社員も
そうした一方、「生産性がない社員は、在宅勤務すらさせてもらえない」状況でもあったという。
「休業を命じられそうな社員からは『稼ぎたいので仕事がほしい』というアプローチが止まりませんでした。正直、誰でもできる仕事ではありません。忙しいのに私が時間を割いて教えても、片手間な感じで仕事をする人だっていたほど。決してこっちが助かることはなく、かえって迷惑でした」
また、女性の職場ではあからさまに「残業代を稼ごうと目論む人までいました」という。女性は「気持ちはわかりますが、それなら普段から優秀な社員になっておけばいいのでは」と述べている。
ほかには、
「まったく収入は減っていません。むしろ忙しくなり、残業代などで収入が増えました」(東京都/30代男性/サービス・販売職)
「残業手当て分のみ減った。元々人手不足でサービス残業も多く、人間関係も悪かったので、ライフワークバランスが取れている今の状態がちょうどいい」(奈良県/40代男性/エンジニア)
といった声も寄せられていた。
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