男性は現在、独立して1年。以前は「年収500万のブラックサラリーマン」だったという。前職時代のクライアントを引き継いだこともあり「1年目から年収は大幅にアップです」と幸先のいいスタートを切っている。とはいえ、
「会社員時代に部下に任せていた仕事も、今はすべて自分でこなしています。土日でも1日も休むことはなく、何かしら仕事をしている状況です」
と休まる暇はない。そんな男性だが「これも会社員時代に鍛えられたおかげです」といい、「家族との時間も取れるようになったので、辛いと思うことはほぼありません」とも綴っている。
IT・通信系勤務の神奈川県の30代男性は年収1200万円。その分、残業も多いは、残業代は支給されていないという。男性は残業代についてではなく、会社の隠蔽体質に不満を募らせる。
「残業時間が基準を超えると『部長がペナルティを受けるから』という理由で、マネージャーから抑制を指示されている。私はいざという時のために時間を記録しておきたいだけだが、マネージャーに反発するのが面倒で毎月50時間以上のサービス残業となっている。周囲もみな同じ状況」
せめて実際に労働した時間分は認めてほしいのが男性の心情であろう。その記録が抹消されたら、自分の身に万一のことがあった場合に証明が困難になる。そのリスクは大きい。
「平日はご飯とお風呂以外、ずっと仕事をしています」
メーカー系の会社で年収1100万円だという東京都の30代男性は、近況の激務事情を。元々はフレックス勤務だったが、新型コロナの影響で現在は在宅ワークに切り替わり「平日はご飯とお風呂以外、ずっと仕事をしています」という。とはいえ、
「やりたい仕事ですし、ご飯やお風呂など家族で過ごせるようになったので、生活の質は向上していると思います」
と忙しさの中にも満足感を得ているようだ。
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