日本トレンドリサーチは8月19日、接客に関する調査結果を発表した。調査は8月中旬に実施し、男女各750人の計1500人から回答を得た。
スーパーやコンビニなどの店員に「苦情を言ったことがある」という人は19.7%。内訳は「会計が間違っている」「万引に間違われた」「店員に横柄な態度を取られた」などのミスや失礼な態度に対しての苦情が多かった。
「誰が見ても未成年に見えないのに”確認をお願い致します”」
一方、酒類販売時の承認やポイントカードの確認といった店員に非がない、通常のサービスや規則に則った接客に苦情を言ったことがある人も0.3%いた。多くの人は理不尽なクレームを言っていないものの、一部には
「毎回マニュアルどおりの説明をされる」
「誰が見ても、未成年に見えないのに、確認をお願い致しますと言われた」
「カードをみんな持っているから出せというような態度」
といった回答も寄せられた。理不尽な対応を取られた店員について「クレーマーに対して通報するなど相応の対応をしていいと思う」と回答した人は84.9%。具体的には
「業務を妨害されるわけだから、当然の権利だと思う」
「お客様は神様ではない」
といった声が寄せられた。
「理不尽だな、と思うのは”死ね”ってすぐいう方」
キャリコネニュースの読者からも、理不尽なクレームを受けた人からコメントが寄せられている。
以前、百貨店で働いていた40代女性は「『毎週来てるんだから値下げしろ!』と訳のわからないクレームを長々いう男性客がいた」と綴る。他方、電話受付をしている50代女性も「クレームは連日のように入ります。怒鳴り散らす系から静かに延々と語る系まで」という。
「理不尽だな、と思うのは『死ね』ってすぐいう方。まっとうだと思うのは、実際にこちらに落ち度があり、それを『他のお客様は同じことがないように、向上するよう期待しています』というもの」
投稿には、怒りの矛先を相手にぶつけるだけのクレームが目立った。冷静に自分の主張を述べた上で改善を求めるのが、お互いにとって良いのではないだろうか。
※キャリコネニュースでは現在「クレーム対応したことはありますか?」に関するアンケートを募集しています。