さらに「年収1000万以上の求人は増えている(増えている、どちらかといえば増えている)」と回答した人に、具体的なトレンドを聞いた。増加していると感じる業種1位は「IT・インターネット」で63%、2位が「メーカー」で49%だった。職種1位は「経営・経営企画・事業企画系」で68%となっている。
年収1000万円以上の求人で転職に成功した人たちに共通していた仕事の能力についても聞いた。1位は「問題意識に基づき、課題や目標を設定する能力」(53%)、2位は「立場や価値観の違う社内外の関係者を調整する能力」(47%)、3位は「自分の見解やビジョンを周囲に伝え、動かす能力」(42%)だった。
同社の転職コンサルタントは「年収1000万円を目指すミドルへのアドバイス」として、自分の経験値を客観視し、募集求人に対する即戦力度合いを考えることや、売り時をしっかり見極めること、コミュニケーション能力、部下の指導能力等の人間性を大切にしていくことを挙げている。