2位は同率で「昇進・昇給」と「業務内容」(16%)となった。昇進・昇給については、
「入社してみたら評価制度が上司の極端な好き嫌いで実施されていたからです」(神奈川県、39歳男性)
「就業規則や労働条件通知がなく、試用期間が終わったらちゃんと通知があるかと思っていたが全くなく後悔した」(愛知県、34歳女性)
といった、評価制度や昇進・昇給のタイミングが曖昧であることへの不満が多数寄せられた。また業務内容と答えた人からは、
「クリニックに勤めていますが募集要項には東洋医学があり、入社してから勉強できるという話でした。しかし勉強ができる状態でなく、整形外科でのリハビリテーションを行っています。業務の具体的な内容は分かっていたはずで、最初に詳細を提示してくれていれば、もっと別な選択肢もあったとは思っています」(東京都、35歳男性)
と、募集要項と実際の業務内容にギャップがあり、後悔する声が挙がった。
4位の「福利厚生(13%)」と回答した人からは、「育休制度があっても取得実績が多くないと意味がないから」(東京都、26歳女性)と将来のライフプランを見据え、福利厚生の重要性を感じているという声があがった。同率4位の「職場環境」については、
「好きな仕事であっても、人間関係がよくない職場だとストレスだけが溜まっていく事が働きだしてからわかりました」(神奈川県、30歳女性)
といったコメントが寄せられた。
「お金のことを聞くのはガツガツしているようで聞きづらかった」
面接で聞きたいことについて、「実際に質問できなかった」という人が84%にのぼった。その理由として、
「求職中に知人の紹介で働くことになったため、面倒くさいと思われるような言動は慎もうと思ってこちらからの質問は控えてしまいました」(千葉県、39歳女性)
「お金のことを聞くのはガツガツしているようで聞きづらかった」(東京都、25歳女性)
といった意見があった。一方、「自分が働く職場なので、仕事に関して知りたいことは聞くようにしています」(東京都、39歳男性)と、納得するまで質問したという人もいた。