OB・OG訪問については、約3割が「大学1、2年生からやってみたい」(28.6%)と回答。「大学3年生になったらやってみたい」(34.9%)と答えた人がやや増えた一方で、「まわりの友人がやるならやろうかなと思う」(17.6%)、「やらなくていいならやりたくない」(12.8%)や「必要ないと思うのでやりたくない」(5.9%)と消極的な意見もあった。
就職して働く場所については、昨年までの調査結果を逆転して「地元で働きたい」(33.9%)が「働く場所にはこだわらない」(29.6%)を上回った。
地域別にみると、地元で働きたい人が最多だったのは「甲信越・東海・北陸」(45.3%)。以降に「中国・四国・九州」(34.8%)、「関西」(33.3%)、「北海道・東北」(32.9%)と続き、「関東」(31.4%)は最も低かった。
将来の不安については、1位が「お金」(27.4%)。次いで「結婚」(16.8%)と続き、3位の「就職活動」(15.2%)を上回った。目先の就活だけでなく、長期的な視点でキャリアとライフスタイルを捉えており、安定した生活を送りたいと考える学生が多いようだ。
また子育てに対する考えを聞くと、約4割が答えた「育児休業を取って積極的に子育てしたい」(38.7%)が最多に。2位の「育児休暇は取らないが夫婦で子育てしたい」(23.5%)と合わせて過半数にのぼった。
一方、6.4%は「子供ができたら仕事はやめて子育てに専念したい」と回答。「子育てはできるだけ相手や両親に任せたい」(2.6%)、「今のところあまり子供は欲しくない」(10.5%)と答える人も一定数いた。