震災10年の節目に向けて東北のビジネストレンドを伝えるニュースメディア「東北ITトレンド」で在宅・リモートライター募集!
東北のビジネストレンドを伝えるニュースメディア「東北ITトレンド LocalBook」でライター募集を開始した。
メディアを運営するローカルリンク株式会社(宮城県仙台市)では現在、東北出身者を中心に多くのライターや学生インターンを抱えている。今回はメディア編集長で同社代表取締役でもある神庭真志さんに募集の背景とビジョンを聞いた。【ライター募集の概要はこちら】
ベンチャー企業の支援など、イノベーションを後押しする動きが活発化
東北地方は現在、急激な人口減少が進み将来の推計人口は、2045年で約620万人といわれている。2015年の約898万人から30年で3割以上も減少することになり、現在、各自治体で対策が進められている。
人口減が止まらない原因は、やはり若手人材の首都圏への流出だ。東日本大震災が甚大な被害を受けた地元に貢献したいという思いを抱きながらも、東北地域で希望の働き先を見つけられず、離れていく若者が多い実情がある。
「こうした現状を変えるため近年では仙台市を中心に、民間と連携して新たな産業を創出しようとする動きが出てきています。スタートアップ企業の支援や、IT人材の育成、大学の最先端研究の事業化、ITテクノロジーを使った防災産業の産出など、優秀な人材にアピールする産業を育てる取り組みが積極的に進められています。
最近は東京のIT企業と提携する企業も増えていて、起業家の輩出数も、仙台は地方政令都市で2番目に多いというほどにまでなっています。来年は震災10年の節目ですので、そこに向けて東北のビジネストレンドを伝えていきたいと考えています」(神庭代表)
関係人口を増やし、東北を日本経済の二つ目の中心地にしたい
ここ数年、地方創生界隈では「関係人口」という言葉が注目されている。移住してきた「定住人口」でも、観光で来た「交流人口」とも違う、その地方と多様な関わり方をする人のことを指す言葉だ。
「全国各地で今、関係人口の創出に力を入れる自治体が増えています。東京への一極集中で人材流出が続く地方では、地元経済の活性化が至上命題です。地域外の人の力も取り入れながら地方都市の産業を育てて行かなければなりません。
2020年現在、IT・テクノロジー技術が発展を遂げたことで、東京でなくても個人の想いと行動力で場所に縛られずにビジネスに参加することが可能になりました。THE世界大学ランキング2020日本版では東北大学が初の総合1位になるなど、将来は仙台がどの都市にも負けない、働く場や生活する場としても魅力的な街になっていく可能性があります。
現在、日本経済の中心地は東京ですが、関係人口を増やすことで仙台とその周辺の東北経済圏を二つ目の中心地にしたいと考えています。弊社メディアでのライターとして、東北のビジネストレンドを発信し、新たな関係性が創出されていく場に関わっていただければと思います」(同)
これまでの取材記事
■連載企画
ダテアップス2020連載
https://localbook.work/2020/02/05/dateapps-3/
■イベントレポート事例
杜の都のIT仕事カンファレンス
https://localbook.work/2019/09/06/morinomiyako-itshigoto-conference/
東北大学ビジネスコンテスト第3回
https://localbook.work/2020/01/10/tohokudaigakubusiness-con3/
■インタビュー事例
秋田お笑い芸人「ねじ」さん取材
https://localbook.work/2019/08/31/neji-akita-sumimasu-project/
TOHOKUイノベーター取材
https://localbook.work/2019/10/07/tohoku-innovator-kyubunshin/
対談インタビュー
https://localbook.work/2020/02/22/colabo-tohoku204/
■Twitterアカウント
東北ITトレンドLocalbook
https://twitter.com/book_local
編集長 神庭 真志
https://twitter.com/kanbamasasi