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先生になりたかった私が人材紹介業界に転職して見つけた答えと目標

ジェイ エイ シー リクルートメントの大阪支店で、A&F(バックオフィス領域)のマネージャーを務める宮﨑 大貴。もともと教職を志していた宮﨑が人材紹介に足を踏み入れた理由は、より多様な社会を学ぶためでした。教えることを軸にキャリア設計や目標設定を続ける宮﨑が見た、人材紹介業のリアルを語ります。【talentbookで読む】

より幅広くキャリアを学ぶために選んだ、人材紹介業界へのシフトチェンジ

宮﨑 大貴がジェイ エイ シー リクルートメントに転職したのは、2015年。大手銀行で3年間融資業務や法人営業を経験した後、人材業界へとキャリアを転換しました。未経験から異業種にチャレンジした理由は、より“学びたい”と願っていたからです。その願いは、大学生時代の教職へのあこがれから芽生えたものでした。

宮﨑 「大学では教育学(社会科教育)を専攻しており、知識としての“社会科”ではなく、生きるための“社会”を教える教師になりたいと夢見ていました。しかし、大学卒業後、すぐに教職に就くと「学校」という狭い視野でしか社会を見ることができません。大学卒業後に就職を志したのは、私が社会を学ぶためでした。

転職時に人材業界に興味を抱いたのも、より幅広い社会やキャリアを知ることができると思ったからです。というのも、30代の私は30代までのキャリアについてしか語れません。しかしJACでミドルクラスの候補者のキャリアに関わることができれば、40~50代、あるいはそれ以降のキャリアまで疑似的に体験することができるはずです」

誰かに何かを教えるならば、自分自身がそれについて知る必要がある。“教える”ことへのあこがれが強かった宮﨑がこだわったのは、自分自身が成長できる環境に身を置くことでした。

やがて宮﨑は、たとえ教職に直接関わらずとも、たくさんの教えや学びがビジネスの中にあることを知ります。JACに転職してすぐに待ち受けていたのは、人と向き合うビジネスの意外な難しさでした。

一筋縄ではいかない、人と向き合う仕事の中で模索した数年間

宮﨑 「正直、転職前は人材紹介業を簡単だと思っていました。銀行で金融商品を扱ったり財務分析をしたりしていたので、それよりは楽な仕事だろう、と。しかし、その予想は大きく外れたんです。

人の心は移ろいやすいもので……昨日は合意が取れていた候補者が、今日は異なる意見になってしまうこともある。人と向き合う仕事の難しさを痛感しました。入社から約半年間、私はほとんど成果を上げることができませんでした」

なかなか成約に至らないことを悩みながらも、宮﨑は候補者との面談で顔を合わせることと、会社に直接行って経営者と会うことを徹底します。対面して意見をヒアリングする時間を積み重ねることにより、少しずつ面接の通過率が上がっていきました。そしてようやく初めて成約した案件は、宮﨑にとって印象的なものでした。

宮﨑 「候補者にとって、その募集は一見魅力的なものではなかったと思います。待遇は期待していたほどではないし、通勤時間も増える。条件のみを見れば、なかなか厳しいものでした。

それでも私は、キャリア一点に焦点をあて、将来のビジョンを考えれば理想的な転職先であることを候補者の方に熱弁しました。結果、その方は転職を決断しました」

移ろいやすい心を持つ人を相手にする仕事だからこそ、表面的な条件だけでは至らない最適解がある。その答えを導くことこそが、コンサルタントの仕事なのかもしれません。宮﨑は徐々に人材紹介業の本質をつかみ、信頼を勝ち取る方法を学んでいきます。

宮﨑 「私はある候補者に、課長から部長になれるチャンスです、と案件を紹介したことがあります。そのとき候補者から返ってきたのは、『部長と言っても、何を求められているのかわからない』という答えでした。

上司に相談したところ、『課長は与えられた枠組みで成果を出す役職で、部長はみずから枠組みを作る役職だ。したがってその候補者の方は、課長的な考え方で転職を捉えているかもしれない』とアドバイスをもらいました。役割ごとに適した視座やスキルがある。この気づきは、ビジネスパーソンのキャリアを考えるうえで、とても価値のある学びでした」

命を懸け、課題の本質に挑むバックオフィスの人材紹介

宮﨑が所属するのは、大阪支店のA&F(Accounting & Finance)ディビジョンです。A&Fとは、経理や人事などに関わるバックオフィスの人材領域を担当します。

バックオフィスの仕事は、営業などのように収益を生み出すものではないため、人材にかける費用を減らしたいと考える企業は少なくありません。一方で、総務や経理がいなければ企業は成り立たないものです。

企業の柱ともいえるバックオフィスの求人は、ときに企業の命運を左右する採用にもつながります。とくに中小企業の場合、速やかに適した候補者を見つけなければ、経営が逼迫してしまうこともあるのです。そうした特徴がある領域のプロフェッショナルとして、宮﨑はあるモットーを掲げています。

宮﨑 「私たちは“命を懸けた中小企業経営者のパートナーになる”を合言葉にしています。“命=時間”と捉え、目の前のお客様に私たちの命(時間)を懸けて人材のご紹介をしたいと考えているからです。事業成長や組織改善を目指し、取引先と私たちが互いに命(時間)を懸けるからこそ、最適な答えを導き出せると思っています」

熱量の高いモットーを掲げているのは、何より顧客である企業の価値を高めるためです。そんな宮﨑のこだわりは、コンサルティングの姿勢にも宿っています。

宮﨑 「私は課題の本質を見極めるため、商談では質問を重ねることを意識しています。たとえば『バックオフィスの人材を採用したい』という希望があったとき、『それはなぜですか?』、『どんな課題を解決するための人材が必要ですか?』と問います。

『そもそもなぜ?』を突き詰めていくと、やがて課題の本質にたどりつくことができます。営業10名を雇うよりも、1人のCFOを雇うほうが課題解決につながるかもしれない。こうした可能性を検討し、根本的な課題解決に資する提案を心がけています」

本質を突く質問と、現場から得られた事実情報。この2つをかけ合わせることで、宮﨑はもっとも適した候補者を導き出します。実績を重ね、信頼関係の構築が深まったころ、宮﨑はみずから手を挙げてA&F領域のマネージャー職に就きました。

育てたいから、自分自身も成長する──教育から芽生えた次なる目標

年齢層やバックグラウンドが幅広いA&Fのチームを、宮﨑は“JACで一番バラエティに富んだチーム”と評します。そして、その強みを活かしながら働き続けてほしいからこそ、宮﨑は個々が自走するチームづくりのための教育を続けています。

宮﨑 「個人的には、100%会社のために働くというスタイルは持続性が低いように感じます。仕事をする自分自身の感情や希望を大切にしながら、その中で芽生えた目標を達成しようとするほうが、長続きすると思います。

そして、目標を達成するために必要な努力は、とてもシンプルなものです。期限を厳守することと、報連相(ほうれんそう)。ビジネスパーソンの基本ですが、ここを徹底しなければ、目標を達成することはできません。もしかしたらメンバーの目からは少し厳しく映るかもしれませんが、個々人の力を育てるマネジメントを意識しています」

個性豊かなチームのメンバーに対し、マネージャーとして教育する立場になった宮﨑。大学時代に夢見ていた教職という形とは異なるものの、誰かを教え育てるという意味では、やりたかったことを実現できました。しかし、宮﨑の夢はここで終わるわけではありません。

宮﨑 「自分よりすごい人を育てたい。個人的にはそんな目標を持っています。その夢を叶えるためには、もちろん私自身も成長を続けなければなりません。教えたいから成長する。もっと視座を高くする。その繰り返しなのかもしれません。ですから、私はマネージャーにとどまらず、行けるところまでキャリアアップしたいと考えています。ゆくゆくはディビジョン長も経験したいですね」

いつかは自身が育てた後輩たちが、JACをよりスケールさせる姿が見たい。そんな次の夢を描きながら、宮﨑は自分自身の鍛錬を続けます。

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