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社会的意義のある活動を後方から支援。遠回りだとしても、誰かの役に立つ仕事がしたい

▲羊に囲まれる学生時代の伴さん

「人の力になる仕事がしたい」という想いを胸に入社した伴 佳美。緻密な数値分析や、仕事の枠を決めず主体的に関わる姿勢が評価され、1年目にルーキー賞、その後も2年連続で優秀社員に選ばれるなど、目覚ましい活躍を見せています。彼女にとって仕事、会社が意味するものとは?大切にしてきたものについて語ります。【talentbookで読む】

困っている人の力になりたい──熱く、ひたむきな想いに駆られ入社

学生時代、発達心理学や幼児教育を学ぶ中で、子育てする家族に知識や情報が不足していることに気づいたという伴。困っている人に対して、何か力になれることはないかと考えるようになったといいます。

伴 「大学で勉強していて、子育てに関する知識があるかどうかで、親御さんの気の持ちようや子どもへの対応の仕方が大きく変わることを知りました。情報を正しく伝えるお手伝いができれば、悩みを抱える方の負担が軽減できるのではないかと思ったんです。そこから、『困っている方をサポートする仕事がしたい』という想いが芽生えていきました」

「モノを作ったり売ったりするよりも、人に関わるほうがおもしろそう」と思ったと話す伴。就職活動を進める中で、保育だけでなく、人材業界にも興味を持ち始めます。やがて出会ったのが、ライクでした。

伴 「はじめは学校法人などを見ていたんですが、サポートする対象を子どもに限定する必要はないと考えるようになって、人材業界にも興味を持つようになったんです。そんな中、保育だけでなく、人材・介護など幅広い事業に取り組んでいるライクに出会います。ここでなら様々なことができるのではと思い、入社を決めました」

2022年2月現在、入社4年目を迎える伴。経営戦略部で経営企画グループのリーダーを務めるかたわら、ライクスタッフィングで国際事業グループの仕事を兼務しています。

伴 「経営企画としては、数値集計や分析の仕事を主に担当しています。社外のステークホルダーに向けた資料作成など、IR業務も仕事の一部です。また、国際事業グループの一員として、介護の分野や宿泊、外食、飲食料品製造業などで働きたい外国人の方の就業支援をするために、社内体制を整える仕事にも携わっています」

とにかく自分で調べてやってみる。縦割りの枠に囚われず横断的に業務を経験

▲ルーキー賞を獲得し表彰されました

入社してまず伴が最初に配属されたのは、グループ事業推進部という部署でした。

伴 「研修中、『役員の方につく部署で、一人だよ』といわれて、任せられる仕事の大きさにびっくりしたと同時に、とても不安だったのを覚えています。数字について勉強したほうがいいということで、はじめは財務経理部のお手伝いをしながらの業務でした」

右も左もわからない中、仕事に取り組んで1年を終えたところで、伴はその年のルーキー賞に選ばれます。

伴 「正直、特別なことをしたつもりがなかったので驚きました。配属された当初は不安もありましたが、“わからないことがあっても、とにかく自分で調べてやってみる”ことを徹底して繰り返してきました。そのことが、もしかすると選んでいただいた理由かもしれません」

1年目をそう振り返る伴。仕事をする中で、大切にしていたことがありました。

伴 「営業担当が忙しくて手が回らない仕事があれば、それを依頼してもらえるようになりたいと考えていたんです。違う部署の仕事はやらないという考えがなく、『一緒にやろう』と声をかけられたら、いつでも一緒にやるつもりでいました。人手が足りていない部分で、私にやれることがあるのなら役に立ちたい、という意識が自然と培われていったと思います」

仕事へのそんな向き合い方が培われた背景には、上司の影響があったといいます。

伴 「私の上司は、幅広い業務を分け隔てなく担当されている方でした。一緒にお仕事をさせていただく中で、『私の仕事の範囲はここまで』と限定しない姿勢が自然に身についたのかもしれません」

自分の仕事が誰かの幸せにつながっている。過去の経験が、今も仕事の支えに

▲国際グループと経営企画グループの仲間たち

新しい業務にも積極的に関わってきた伴。入社2年目には国際事業グループの新規立ち上げに携わります。

伴 「これから成長するビジネスということで、外国人材の方の就労支援サポートを始めることになりました。ビザの確認や、受け入れの事前準備など、非常に煩雑な業務となるため、営業担当が普段の業務の合間に就労支援を行うのは難しい。そこで、私たちがその部分を担うために、新しい部署が立ち上がることになりました」

そんな積極的な姿勢が評価され、伴は入社2・3年目に、2年連続で優秀社員に選ばれることに。

選出の理由は、経営数値の分析が緻密で、営業やIR活動への寄与が大きかったこと。他グループの業務にも積極的に関わり、当事者意識をもって働いた姿勢も評価されました。

伴 「2年連続で選出していただいたことはとても励みになりました。引き続き、これからも自分のやれることを丁寧にやっていけば、人の役に立つことができるんだという自信につながっていったと思います」

また、国際事業グループの立ち上げ当初にサポートした外国人の方との出会いは、今も仕事をする上での大きな心の支えになっているといいます。

伴 「書類作成のサポートなどで、ずっと長くやりとりしていた外国人の方がいらして、最終的にライクケア(ライクグループの介護事業会社)が運営する介護施設に就職されたんです。今もその施設で働きながら日本での生活を楽しんでいる様子をみて、やはり『ライクグループは社会的に有意義な事業をしているんだ』と実感することができました」

伴の現在の仕事は、数値分析などが中心。直接、施設利用者様やスタッフ様と接する機会は多くありません。でも、当時こうした経験があったことで、「自分の仕事が誰かの幸せにつながっている」と思えるようになったのです。

遠くからでも、社会的意義のある事業に関与できていることがやりがい

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ライクグループが社会的に意義のある事業に取り組んでいて、自身がその一翼を担えている。伴はそこに大きなやりがいを感じているといいます。

伴 「IR担当として、企業の財務状況などの情報を開示することを通じて、ライクグループを知ってもらったり、営業担当をはじめ他のメンバーが新たなアイデアや取り組みについて考えるきっかけを提供したり。会社の規模が大きくなり、影響力を高めていくお手伝いを間接的にできていると思えることが、やりがいになっています。とても素敵な事業をやっている会社であることを、もっと知ってもらいたいですね」

そんな伴の直近の目標は、さらに専門性を高め、業務の精度を高めていくこと。

伴 「専門的な知識はまだまだ足りないと思っています。担当している就労支援やIRについて勉強を重ね、できる業務の幅をどんどん広げていきたいですね」

また、これからライクグループで共に働こうというメンバーには、広い視野を持ってさまざまな領域で活躍してほしいと話します。

伴 「ライクグループは、保育や介護など、これからますます需要が高まるといわれる、あらゆる年代の方の助けとなる事業をしている会社です。特定の事業に的を絞るのではなく、広い視野を持ってさまざまな業務に積極的に関わってほしいと思います」

「困っている人の力になりたい」「誰かの役に立つ仕事がしたい」という想いを入社当時と変わらず、今も心にしかと留める伴。社会貢献につながると信じ、今日も日々の業務に全力を注ぎます。

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