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ともに、メガバンク初となる挑戦を。テクノロジーで働き方も変えていく

2015年に日本電気株式会社(以下、NEC)へ新卒入社した陸 富美子。2022年10月現在は、金融システム本部でメガバンクを担当しています。海外旅行で訪れた各国で経験したさまざまな「不便」から、日本の技術力が実現している「便利」を実感したと言う陸が、熱い想いとともに、これから目指すキャリアを語ります。【talentbookで読む】

ITで世の中を便利にするために、文系からSEの道へ

大学では経済学を専攻していました。まるっきり文系人生を歩んできた私は、ITとは無縁の人生を送ってきました。就職活動をスタートさせて、自分なりに「世の中を良くするってなんだ?」と改めて考えたとき、思い浮かんだのが海外旅行で訪れた国々での記憶でした。日本のように、非接触のキャッシュレス決済が普及していない東南アジアの現状。アメリカでは、クレジットカードの不正利用という苦い経験もしました。

もし、セキュリティの高いITシステムがもっと身近なものであったら、世の中を良くできるのではないか。便利にできるのではないか。そう思ったことが、IT業界に興味を持ったきっかけでした。

NECに入社する決め手になったのは、OG・OB訪問の際にお会いした先輩社員の存在があったからです。「NECは持っている技術が幅広いから、その想いを形にできるよ」と口を揃えて言ってもらえたことが、自分にとっては大きかったですね。入社前は営業職かSE職のどちらを選択するかで迷いました。SE職から営業職へキャリアチェンジも可能だと知り、文系出身ではありますが、今後の自分のなりたい姿に合わせてSEとしての道を選びました。

銀行にパブリッククラウドを。働き方改革を加速する、メガバンク初の取り組み

2年間の出向を含め、入社してからずっとメガバンクのプロジェクトを担当しています。銀行という業種は、お客様のお金を預かる立場です。社内外で利用するシステムは、何より安全性や堅牢性が重要視されてきました。安全性・堅牢性を重視しながらも、革新性・利便性を伴ったシステムのモダナイゼーション・働き方改革が行えないか。この課題意識のもと、金融システム本部は、お客様のパートナーとして、戦略について何度もディスカッションを実施し、最適なソリューションの提案と導入をともに模索し続けてきました。

そして、働き方改革を加速するために、メガバンク初となるパブリッククラウドサービスを導入するプロジェクトが動き出しました。全従業員のワークスタイル変革を支える、社内コミュニケーションを行うメーラーやチャットツールにいたるまで、レガシーな既存のシステムから大幅な変更を実施しました。それだけでなく、従業員の仕事に関するデータをAIが分析することで、さらなる働き方改革の推進も視野に入れていました。出向した経験があったからこそ、お客様目線で「銀行に本当に必要な働き方改革」を提示することができたと思っています。

業界初の取り組みということもあり、お手本にする事例は業界内にもありません。5万人を超える従業員の働き方を変える大規模なプロジェクトです。NEC社内にも複数のチームが立ちあがり、中でもまだ若手だった私はついていくのにやっとでした。

しかし、この取り組みを成功させて金融業界の働き方に新たな道筋をしめしたい、と必死で仕事に取り組むことで成長を実感することもできました。メガバンク初となるこの取り組みは大きなニュースにもなり、私のSE人生の中でも大きな経験となっています。

日本だけではなく、ITで広い世界を良くしていく

NECはここ数年、カルチャー変革に積極的に取り組んでおり、よりオープンな組織になってきています。その効果の1つとして、社長や事業部長など上層部が自ら前に出て、社員に発言する機会が増えていると私は感じています。

おかげで、中期経営計画や会社として目指すべき姿、注力すべき領域が今までより現場に伝わってきています。私自身、方針への理解度が増し、日々の具体的な行動に移すことができるようになったと思っています。

短期的なキャリアとしては、これまで培った経験を活かして、プロジェクトやチームを率いるマネージャーを志していきたいと思っています。さらに、入社時の志望動機である「ITで世の中を良くする」という目標は今も変わらず持ち続けています。これにグローバルな視点を加え「ITで世界を良くする」ことが長期的な目標です。

日本だけではなく、広くグローバルな視点で世界を便利に、豊かにする夢を実現していきたい。金融に限らず、NECの中には多様なビジネスドメインがあります。もっともっと情熱的に取り組み、チームを巻き込みながら世界を舞台にイノベーションを起こしていきたいと思っています。

My favorite “Code of Values”

NECには社員一人ひとりの「自己実現」を応援するカルチャーがあります。研修や横断的な活動に、自ら手を挙げて参加することが多いのですが、上司やメンバーもいつでも快く応援してくれます。誰かの「やりたい」に、みんなが「いいね!」「やろう!」と前向きにサポートしてくれる。だからこそ「心は情熱的、自らやり遂げるように」という言葉を大切に、自分の夢を実現したいと思っています。

※「Code of Values」:NECグループ共通の一人ひとりの価値観・ふるまいを示した行動基準

日本電気株式会社(NEC)

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