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ミュージカル女優からの転身。「表現者」としての経験を活かしパーソルイノベーションの魅力を発信

採用広報担当として、「talentbook」をはじめとするメディアの運営を担う小林 日奈子。パーソルイノベーションのファンを増やし、挑戦心あふれる人材の採用につなげるべく、魅力あるコンテンツの発信に尽力しています。ミュージカル女優という異色の経歴を持つ小林が、仕事への熱い想いを語ります。【talentbookで読む】

やるからにはとことんやる。それは舞台も仕事も同じ

大学を卒業後、企業への就職ではなくミュージカル女優の道に進んだ小林。

「私は幼いころから歌うことが大好きで、高校時代にライブ活動を始めました。そして大学在学中に出会ったのがミュージカルです。歌とお芝居の両方に取り組める、そんなミュージカルならではの醍醐味に魅了され、どんどん夢中になっていきました。

演じてみたいと強く願う役が出てきたことで、その役を1つの目標とし、大学卒業後はアルバイトをしながらミュージカルを続けることに。ただ、私はゴールを決めないと頑張れないタイプ。『25歳までにミュージカルで食べていけなかったら就職する』という条件を設けたんです」

ミュージカル女優としてのキャリアを歩み始めてからは、目標に向かって突き進む日々。好きなことを仕事にできる喜びは大きく、充実した毎日を送っていたと当時を振り返ります。

「やるからにはとことんやりたくて。ファンになってくださる方も少しずつ増えていき、なんとか生活もできていたので本当に充実していました。しかし、ミュージカル1本で生計を立てていくのは厳しかった。卒業から3年経った25歳のときに、舞台を降りて企業に勤めることを決心しました」

小林が最初に就職したのは、人事×テクノロジーで人事領域の効率化を図るHRTechのスタートアップ企業。そこでカスタマーサクセスとしてクライアントの人事担当者をサポートしたことが、人事の仕事に興味を持つきっかけになったと言います。

「人事の方と接するうちに、『企業の顔』であり、人を通して事業にインパクトを与えられる人事の仕事に魅力を感じるようになっていきました。『次のキャリアでは人事の仕事をとことんやろう』、そう考え転職を決意。2019年に採用アシスタントとしてパーソルグループのパーソルキャリアに入社し、人事としての新しいキャリアをスタートさせました」

「企業の顔になる」。採用広報は私の理想そのものだった

パーソルキャリアでは、主に採用担当のサポートをしていた小林。サポート業務と並行し、設立間もないパーソルイノベーションの採用スキーム立ち上げに携わったことが、今の採用広報というポジションにつながっていきます。

「2020年4月にパーソルイノベーションに転籍し、各部門の採用や入社研修を担当しました。応募してくれた方々や事業責任者と直接関わることで、やりがいは大きくなるばかりでした。

1年ほど経って業務に慣れてきたころ、今度は採用広報という仕事への興味が芽生え、情報発信系のコンテンツ企画・作成も担当することに。現在は採用や研修のほか、『talentbook』の運営をはじめ、さまざまな業務に挑戦しています。

今あらためて感じるのが、採用広報は私の目標である『企業の顔になる』を体現できる仕事だということ。忙しくもありますが、やりがいも楽しさもあり、まさに私の理想そのものですね」

パーソルイノベーションに転籍して約3年。「見える景色が変わってきた」と続けます。

「私自身が『企業の顔』をめざすだけでなく、もっともっと会社の存在を知ってもらい、挑戦心あふれる方とたくさんお会いしたいという気持ちが強くなってきました。そのためには、私たちが魅力あるコンテンツを発信していくことが不可欠です。会社の魅力をあますことなく伝えるにはどうしたらよいのか。舞台に立っていた『表現者』としての経験も活かし、日々奮闘しています」

気軽にフォローしてもらえる記事を増やしたい

採用広報の強化に向け、コンテンツの拡充や品質の向上に尽力する小林。その中、新たな課題も出てきたと言います。

「私たちが発信するコンテンツは、応募者の企業理解に役立つ重要な情報です。一次面接の前に読んでもらうことで面接がスムーズに行えるなど、大きな役割を果たしています。

一方、コンテンツが増えていく中で、転職潜在層も含めた幅広い層に届けられていないのではないかとも感じています。また、面接前には読んでもらえるけど、フォロー登録には至らないことが多いのが実情です。当社が求める挑戦心のある方や新規事業開発に興味がある方など、より多くの方に情報を届け、当社のファンになっていただき、フォローにつながるコンテンツを作っていかなければなりません」

その第一歩として、気軽に読める記事の発信を企画していると言う小林。

「たとえば、肩に力が入っていない『ラフに楽しめる記事』や、私がインタビュアーとして登場する『社員の人柄やキャラクターが垣間見える記事』など、もっと気軽に読めるコンテンツがあったらいいのかなと考えています。

また、『リモートワーク 働きやすい』と検索したら当社の記事にたどり着く、そんなSEOを意識したコンテンツも必要です。以前メインで発信していた当社の事業やプロダクトに関する記事を“財産”として活用しながら、幅広い層に響く新たな企画を練っているところです」

オンオフのメリハリ。副業が本業に良い影響を与えている

憧れだった人事の仕事に就き、面接や研修、採用広報に全力投球している小林。ちょっと異色の副業にも取り組んでいます。

「実は、休日を使って歌手活動をやっています。知り合いの音楽家さんに声をかけてもらい、レーベルに所属したのがきっかけでした。『本業と両立するのは大変なんじゃない?』と聞かれることもありますが、むしろ歌手の仕事はリフレッシュになっていて、本業にも良い影響を与えています。

私にとって、大好きな歌を続けられるのは本当に嬉しいこと。でも、頑張りすぎて体調を崩してしまっては元も子もないので、無理なくマイペースで続けていこうと思っています」

まさにパーソルグループのビジョン「はたらいて、笑おう。」を体現している小林。

「人事って本当にやりがいのある仕事だ──パーソルイノベーションに来て、これまで何度もそう思える場面に出会ってきました。採用を担当した事業部の責任者に感謝の言葉をかけてもらったとき、私が採用に携わって入社したメンバーが現場でのびのびと活躍していると知ったときです。こうした一つひとつの出来事が私の喜びにつながっています」

今後は、ウェビナーやイベントなどにも接点を広げ、もっと多くの人と出会い、パーソルイノベーションのファンを増やしていきたいと意気込みを語ります。

「採用広報の活動を通じて当社の存在を知ってもらう。そして当社に興味を持ってもらい、それが応募・採用につながるのが望ましいのは事実です。しかし、そうでなくても『こんなおもしろそうな会社があったんだ』『この会社の雰囲気や考え方、好きだな』と思ってもらえたら嬉しいですね。

この記事を読んでくださっている皆さんも、『パーソルイノベーションのこんな記事が読んでみたい!』というリクエストがありましたら、ぜひ教えてほしいです」

※ 記載内容は2023年6月時点のものです

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