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入社の決め手は“人”。大切にしたいのは人とのつながり~新卒 若手社員紹介v.3~

DXCに新卒で入社し、現場で活躍する若手社員がDXCへの入社を決めた理由や職場の雰囲気、キャリア形成についてご紹介します。今回は2021年に入社し、インフラエンジニアとして活躍する飯島です。大学時代はロボット工学を専攻していた飯島が、今どのような仕事をしてどのようなキャリアを考えているのか語ります。【talentbookで読む】

ミニカー制作で感じたITの魅力──DXCという舞台でエンジニアへの第一歩を踏み出す

理数科目が得意だった飯島は、大学の理工学部に進学し、ロボット工学を専攻します。ITの仕事をしたいと思うようになったのは、授業でミニカーを制作したことがきっかけです。

「機械・電機・ITの3分野を学べる点に惹かれ、ロボット工学を専攻しました。大学時代に幅広く学び、将来めざす方向性を決めたいと考えたんです。ITの道に進もうと思ったのは、ミニカーの制作を通して、ITが持つ力に気がついたからです。

機械分野の技術でミニカーの外装をつくり、電機分野の技術で電気回路を構成する基板を作って電気を流せば、とりあえずミニカーは動くようになります。しかし、道路のラインを認識して走行するといった実際の動きや衝突しないための制御機能は、コーディングして操作を決める必要があり、情報分野が重要な役割を果たしていると実感しました。実際に車を作り、動かしてみて、車をつくることそのものよりも、IT技術で細かく動きを設定・制御する部分こそがおもしろいと感じたんです」

ミニカー制作の中で感じたITのおもしろさから、ITに携われる仕事に絞って就職活動を始めた飯島。さまざまな企業の説明会やインターンに参加する中で、DXCに出会います。

「就職活動では、ITエンジニアとして働けるかどうかを最優先にしていました。ロボット工学専攻だったので、初めのうちはメーカー系企業のIT部門を志望してインターンシップに参加しました。しかし、メーカー系企業では機械系の部門へ配属される可能性が高いという話を受け、IT企業に絞って本格的な就職活動を開始しました。積極的にいろいろな会社の説明会に参加していく中で、DXCと出会いました。実は説明会に出席するまでは、DXCの名前すら知らなかったんです。

説明会で話を聞き、ITエンジニアとして仕事ができる点や、外資系なので英語を使う機会がある点に惹かれてエントリーしました。自分のやりたいITと、苦手だけど挑戦したいと考えていた英語、どちらにも携わることができ、成長できると思いました」

実際に選考へ参加し、採用面談で出会った社員の雰囲気やカルチャーに惹かれたと語ります。

「最終的にDXCに決めたのは、選考過程で関わった社員の方たちの人柄です。オンライン面接の際にパソコンが壊れてうまく動かず焦っていたら『電話でお話できますか』と、すぐに提案してくれました。その後の電話面接でのやり取りも丁寧で、失敗を責めずに受け止めてくれる社風がとても魅力的で、安心して働けると感じました」

こうして飯島は、DXCという舞台で念願のITエンジニアへの第一歩を踏み出します。

「まずはやり切るしかない」困難を乗り越え、挑戦するフィールドを広げる

▲プロジェクト全体をリーダーとして牽引するS(写真右)とも気軽に話す仲です

新人研修後、クラウドプラットフォームサービス部門に配属された飯島。配属後は、自動車メーカーのインフラ運用のプロジェクトに携わっています。1年目から2年目の途中までは、Windowsサーバーの運用管理を担当。

現在は同じプロジェクトでチームを移動し、OSをはじめとするデスクトップ環境をサーバー上で再現した「VDI(仮想デスクトップ基盤)」、アプリケーションなどほとんどの処理をサーバー側に任せる仕組みである「シンクライアント」の運用管理などに取り組んでいます。

「現在の担当業務は、数百台あるVDI端末やシンクライアント端末の運用管理です。私のチームは5名体制ですが、プロジェクト全体では100人を超えており、各チームと連携しながら仕事をしています」

入社から現在までを振り返り、とくに大変だった業務として、不要な仮想マシンの削除を挙げます。

「仮想マシンの削除作業では、仮想マシンそのものだけではなく、バックアップなどひもづいている情報をすべて削除しなければいけません。まだ経験が浅い私にとっては作業量が多く、わからないことばかり。抜け漏れがないように作業するのは、本当に大変でした」

懸命に業務に取り組む飯島を支えてくれたのは、周囲の先輩たちだと語ります。

「『まずはやり切るしかない』という気持ちで、自分で徹底的に調べてわからない点を洗い出し、先輩たちに質問して作業するというプロセスを何度も繰り返しました。先輩たちは忙しいのにもかかわらず、いつも丁寧に教えてくれて、すごく助かりました。

なんとか完了したときは、大きな達成感がありましたね。大変でしたが、エンジニアとしてのスキルに加え、解決すべき点や現状などを的確に整理して質問する能力が鍛えられました」

さまざまな困難を乗り越え経験を積んだ飯島は、定型業務だけではなく、業務プロセスの効率化にも携わっています。

「更新プログラムやセキュリティのバージョンアップといった定型的な運用がメインですが、新しいツールの導入など依頼ベースでの業務、運用の自動化・効率化にも取り組んでいます。とくに大きな成果が出た事例は、動作確認の自動化です。必須の作業なのですが、慣れている人でも4時間、人によっては8時間もかかります。チームで自動化したところ、2時間以内に完了できるようになりました。

自分たちの手掛けたものがうまく動くのは本当に嬉しいものです。また、インフラ運用担当は普段あまりコーディングしないのですが、自動化の時にコーディングに近いことができて非常に楽しかったですね」

人間関係の良さがDXCの魅力──気さくなメンバーに囲まれ楽しく働ける

▲プロジェクトチームやその家族や退職した社員も集まって開催したBBQの様子です

採用面談で話した社員のあたたかさに魅力を感じ、DXCに入社した飯島。人とのつながりを大切にする飯島にとって、DXCの社風は魅力的だと話します。

「DXCの一番の魅力は人間関係だと思います。面接時に感じていた以上にあたたかい雰囲気で、仕事以外のコミュニケーションも活発。わいわいがやがやしながら働くのが好きな私にはぴったりです。

外資系と聞くとなんとなくドライなイメージを持っていましたが、『みんなで仕事をしよう』という社風が根づいていて、しっかり話を聞いてくれる人ばかりです」

飯島は、所属するチームの関係性の良さを日々感じていると言います。

「仕事の話だけではなく、野球やサッカーの話など雑談もよくします。プロジェクトチームでのバーベキューには、社員だけではなく、その家族や退職した社員など50名くらいが参加して、すごく盛り上がりました。

チームワークの良さの理由は、チームリーダーをはじめとするメンバーの人柄にあると思っています。誰に話しかけても気さくに対応してくれるので、質問などがしやすく、仕事がしやすい環境です。

チームリーダーの方針として、新しく入ったメンバーに質問されたときに『前も言ったよね』と言うのは禁止されているなど、人を受け入れる雰囲気が作られていると感じます。目上の人に対してはもちろん敬意は払うのですが、必要以上にかしこまらずに接することができています。

チームリーダーはきめ細やかな気遣いができる方で、本当に尊敬しています。私は悩んでいても表情や雰囲気に出ないタイプなのですが、ちょっとした変化に気がついて声をかけてくれて、本当に心強いですね」

雰囲気だけではなく、勉強会などエンジニアの成長をサポートする環境が整っている点も魅力だと、飯島は話します。

「私が所属しているプロジェクトでは、2年目の先輩がメンターとして新入社員をフォローする制度があり、私たちのチームでは週次で勉強会を開催してくれていました。1年目終了時点までにどんな人材をめざすかというゴールを決め、カリキュラムを組んで学びます。

2年目のメンバーだけでは教えられない内容は、その分野のエキスパートを呼んで、講義をしてもらいました。普段業務では触れないAWS(Amazon Web Services)などについても学ぶことができ、本当に勉強になりました。

業務内でも、新しい技術にチャレンジしやすい環境です。たとえば、『新しいツールを使いたい』という提案をすれば、検討してもらうことができ、良いものであれば導入ができる環境です。もちろんお客様の了承を得る必要がある場合もありますが、チームをより良くするための提案を歓迎する雰囲気があります」

専門性とコミュニケーション能力を高め、個性を尊重するマネジメントをめざして

入社から約2年半。飯島は技術面のみならず、メンターを務めるなど幅広い経験を積み活躍の場を広げてきました。さらなるステップアップをめざす飯島は、これからの自分のキャリアも見据えています。

「技術面では、自動化・効率化に注力していきたいと考えています。これまで手動で行っていたものを自動化・効率化する仕組みをつくって、無事に動いたときの快感がすごく好きなんです。

自動化・効率化に対するニーズや効果は大きいので、専門性を高めることで必要とされる人材になれると考えています。

ゆくゆくは、技術をベースにマネジメントにも携わりたいと思っています。私が今所属しているチームのように、納期や品質などをしっかり守りつつ、みんなでわいわいがやがや仕事ができるチームを作りたいです」

現在、飯島は自身の思い描くキャリアを実現するために、ある取り組みをしています。

「マネジメント力を身につけるために、積極的に後輩とコミュニケーションを取るようにしています。

相手に合わせて伝え方を工夫する、相手の成長につながるようフォローするといったスキルは、すぐには身につきません。日々の仕事の中で、少しずつ磨いていきたいと考えています。とくにメンターとしてサポートしていた後輩に対しては、メンター終了後も『最近どう?』など声掛けするようにしています。

後輩と接する中で得た大きな学びの1つは、いろいろな考え方や性格、能力の人がいて、それによって教え方や進め方を工夫する必要があるということです。

ゆくゆくは、その人の良さを引き出し、一人ひとりの個性を尊重したマネジメントができたらと思っています。周りの人たちのアドバイスも参考にしながら、少しずつスキルを伸ばしたいです」

マネジメントに携わるという目標に向け、後輩とのコミュニケーションを工夫している飯島。日々の努力が実り、理想のチームづくりを実現する日が楽しみです。

※ 記載内容は2023 年11月時点のものです

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