コロナ禍入社の新卒が語る──ポジティブで在り続ける理由 | キャリコネニュース
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コロナ禍入社の新卒が語る──ポジティブで在り続ける理由

▲2021年入社・ザ ヴィラズ長崎 植岡 千穂(左上)、2020年入社・旧軽井沢KIKYO キュリオコレクションbyヒルトン 斎藤 義弘(右上)、2020年入社・ ホテルモントレ 京都 矢内 光希(中央)

「ポジティブドリームパーソンズ(以下PDP)」に2020年、2021年に新卒入社し、目ざましい活躍を遂げている若手社員の3名。ウェディングプランナーとして活躍する同年代の3名に、コロナ禍という未曽有の状況下で入社した苦悩や現在の想い、今後のビジョンを鼎談インタビューで聞いた。【talentbookで読む】

共に喜びを分かちあえる「メンバーのために」がモチベーション

──まずは自己紹介と現在担当されている仕事内容について教えてください。

矢内:2020年新卒入社、ホテルモントレ 京都・ウェディングの矢内です。ウェディングフェアにご来館いただいたお客様をご案内するウェディングセールスのお仕事と、当日までのお打合せや施工に立ち会うプランニングどちらも担当をしております。

そのほかには、プランナー自身が演出商品の開発に携わるプロジェクトに昨年に引き続き今年も参加したり、2024年度新卒のメンターを務めたり、試行錯誤しながら日々の業務と両立しながら頑張っております。

斎藤:2020年新卒入社、旧軽井沢KIKYO キュリオコレクションbyヒルトン・ウェディングの斎藤です。私もセールス・プランニングどちらも担当しております。

以前まで築地にあるレストラン ルーク ウィズ スカイラウンジに所属しておりましたが、8月に異動しました。そのため現在は「移行期間中」で東京と軽井沢を行ったり来たりしながら過ごしています。今後は徐々にセールスも担当する予定です。

植岡:2021年新卒入社、ヴィラズ長崎の植岡です。私は、新卒半年間は、コロナ禍もあり配属先が決まらず研修をしていたのですが、9月ごろにヴィラズ長崎に配属となりました。ウェディングだけでなくサービスも兼務しています。

ウェディングは、矢内さん・斎藤さんと同じくセールス、プランニングどちらも担当しているのですが、今はセールスメインで担当をしています。また、矢内さんと同じく商品開発のプロジェクトにも今年初めてチャレンジしております。

──矢内さん・斎藤さんは2020年新卒入社の同期ということですが、お互いの第一印象はどのような印象でしたか。

斎藤:矢内さんは内定者懇親会ではじめて会ったのですが、「賢そうだ人だな」というのが最初の印象ですね。話してみると実際に賢かったのですが、意外と熱いところもあったりして。自分の好きなことを話している時とかは情熱にあふれていました。この人と仕事してみたら楽しそうだな、と思ったのを覚えています。

矢内:斎藤くんは当初からすごく目立つ存在でしたね。なんというか、スマートでシュっとしていて、引っ張ってくれる存在でした。入社後仲良くなり、配属が一緒なこともあって今でも頼りになる存在です。

──最初に配属されたのが、おふたりとも同じ京都の会場でしたね。

斎藤:そうですね。配属当初は矢内さんがプランニング、私がセールスからスタートしたのですが、そのうちどちらもやっていこうとなり、お互い両方担当するようになりました。

──どちらも担当される方が多いのですか?

斎藤:いえ、私たちだけでしたね。経験を積むという意味だと思うのですが、どちらも担当しておりました。私は、京都~東京~軽井沢と異動を経験しているので、その点もふまえていろいろな経験ができているな、と思っています。

──3名ともセールスもプランニングもどちらも携われていることが共通点なのですね。マルチにご活躍される皆様にお伺いしたいのですが、セールスとプランニングどちらのほうが得意に感じていますか?

斎藤:どちらも好きなのですが、向いているのは自他ともにプランニングです。先日同僚や先輩たちと話していて「プランニング向きだよね」と言われたところでした。人との距離感のとりかたなどがプランニング向きのようです。

矢内:斎藤くんはどちらも向いていると思うけど、先輩やお客様ともすぐ仲良くなるし、打ち解けるスピードが早いよね。人から気に入られるとか、可愛がられる能力がある。あと本当に優しいよね。

斎藤:たしかに、そう言っていただけることが多いかもしれません。

矢内:私は「楽しい」だけでいったら圧倒的にプランニングですね。やはりウェディングプランナーになりたいと思い描いていたのはプランニングなので、お客様と一緒に創り上げるプランニングは楽しいです。ですが、セールスにもやりがいを感じています。

どちらかというと、「数字を獲る」ということよりも、一緒に働くメンバーが「結婚式楽しい!」と言ってくれるので、そのメンバーのためにも結婚式場を決めてもらいたい!という意志が強く、モチベーションになっています。

植岡:私も矢内さんと似ていて、喜びが大きいのはプランニングですが、セールス目標を達成させることがモチベーションにつながっています。数字目標を達成したとき、メンバーにどんなテンションで報告しようか考えながら事務所に歩いている時間が好きです(笑)。

▲2020年入社・矢内 光希(写真中央)

どんな状況でも、ワクワクする気持ちを大切に

──矢内さんと斎藤さんはコロナ禍真只中での入社でしたが、入社当時大変だったことや苦労したことはありますか。

矢内:周りからも「この中で大変だったでしょう」と言われることが多いのですが、当事者の自分たちは大変だと思ったことはそんなになかったですね。夢だったウェディングプランナーとして内定をもらって、これから始まるのか!というワクワク感のほうがずっと勝っていましたね。

斎藤:たしかに配属発表がどんどん延びて、配属されるまではリモートワークだったのですが、実は意外と充実していました。

──植岡さんはその翌年の入社で、まだまだコロナ禍が続いていましたが、入社当時を思い返していかがでしょうか。

植岡:私の世代はおふたりの時とは少し違っていて、そもそも採用人数が少なかったのもあったのですが、首都圏以外に在住していたメンバー数名が先に配属されました。私たち首都圏のメンバーはなかなか配属が決まらず、オンラインなどでの座学研修と、週末は結婚式のサービスに入り実践の研修が続きました。なかなか配属されないもどかしさもあり、同期に置いて行かれたと感じてしまっていた時期もありました。

サービスは経験できたのですが、本配属の会場ではなくいろいろな会場に研修として行っていたため、任せてもらえることも少なく自分たちの無力さを感じました。すごく高い熱意と期待をもって入社をしたので、現実とのギャップを感じてモチベーションを保つのが難しい時期でしたね。

──どちらの代もイレギュラーでしたが、どのように乗り越えましたか?

矢内:本社からの研修はあったのですが、時間に余裕がある期間だったので、今できること始めようと斎藤くんと相談をし、同期に声をかけ結婚式の提案実践演習をはじめました。同期のなかでチームを分け、仮のペルソナを設定して、新郎新婦役やフラワーデコレーター、キッチン、パティシエなど役割を決めました。

どちらのチームが新郎新婦にあった施行を提案できるか、ということを自分たちで考えてみんなで結婚式を創っていました。

斎藤:それと同時並行でセールスの接客ロープレも始めたよね。自分たちはセールスの知識が全然ないよね、という話から、少しでもこの期間に吸収したいと思い、ロープレを始めました。

PDPの中から会場を設定して、HPで特徴を調べたりして、どういうトークをしたらお客様はこの会場で結婚式を挙げたいと思っていただけるのかを見よう見まねでやっていました。そういう点では充実していたのかな、と思っています。

植岡:私は、配属までは辛いことも多かったのですが、研修終盤の7月以降は座学研修が終わり、施行で入る会場も固定されるようになってきました。9月に本配属されるまでの2カ月間、会場のみなさんからも任せてもらえることも増えそこからは充実した研修期間を過ごすことができました。

最初ははやくプランナーとして働きたいと思っていましたが、研修期間でサービスを学んだことから、私たち同期の多くはサービスとしても今も兼務しています。クリスマスシーズンや繁忙期にはサービスの戦力としても活躍できたりするので、いい経験になったと思っています。

▲2020年入社・斎藤 義弘(写真中央)

新しい世界を知りながら、成長を続けていく

──新卒入社してから感じるPDPの魅力はなんでしょうか。

矢内:PDPいいなと思った理由でもありますし、今働いていても感じるのですが、メンバーの話をすごく聞いてくれる会社だなと思います。「これがやりたい!」や「こうしたい!」と思ったことを上長にも伝えることが多いのですが、上長はもちろん、人財開発室の方もそうです。

私が新卒だから、何年目だからなどは関係なく、伝えたことに隔たりなく「なるほどね、なんでそう思ったの?」と返してくれるので、すごい会社だなと思います。

植岡:たしかにそこはすごく感じます。入社のきっかけになったのも、一個人として接してくださった会社というのがすごく大きかったです。

斎藤:お話をしっかり聞いてくださるのもそうですし、メンバーを大事にしてくれているな、というのはすごく感じています。

上長や先輩方に相談したことなどは、その場限りではなくずっと追いかけてくれますし、何度か異動を経験しているのですが、ただ「いってらっしゃい!」ではなく、「こうなってほしい」という意味を込めてお話してくれます。メンバーのことをちゃんと見て、考えているからこそだと思うので、そこはすごいなと感じます。

植岡:私はプロジェクトに参加しているのですが、社内にいろいろなプロジェクトがあるので、同期の活躍を目にすることも多く、いい刺激になっています。定期的に新卒研修などもあるので、同期で集まる機会になっていて、今でもつながりのある同期だからこそ相談できることもありますね。

自分が得たものを周りに伝えることもできますし、逆に同期からのエネルギーを吸収できる機会になっています。このような機会があるのは、PDPの新卒入社のいいところだと思いました。

▲2021年入社・植岡 千穂(写真左)

──最後にみなさんが思い描いているビジョンを教えてください。

矢内:いろんなことに挑戦しつづけたいと思います。PDPって本当にいろいろな事業やメンバーがいてたくさんの仕事ができるじゃないですか。ウェディングのほかにも、メンバーの育成をする人財やメンバーを裏から支える管理の仕事など、自分が知らない世界がまだまだあると思います。

新しいことに常にチャレンジしたいと思うタイプなので、どんどん挑戦していき、どんな場所・場面でも活躍できる人財になっていきたいなと思っています。

斎藤:私も矢内さんと似ているのですが、自分が働く上でのスタンスがあって、「知らない・わからないからやらない」ではなく「知った先の未来」を考えながら働くようにしています。

今後働いていく上で、新しいことや自分の知らないことにぶつかることもたくさんあると思うのですが、その挑戦をすることで得られることを考えながら、何事もやっていきたいなと思っています。

植岡:新卒で入社したときに同期と「信頼」という言葉を自分たちのテーマにしようと決めました。それもあり、私自身働く上で大切にしていることなのですが、やはり信頼を勝ち取るためには、何事にも挑戦しますし、コツコツ着実に進めていくことも大事だと思っています。

今までは信頼していただき、任せてもらえる人になる、という目標があったのですが、これからは後輩がたくさん入ってきて、伝える側になるときには、その背中を見せていけるようになりたいと思います。誰からも信頼される人になることは、どんな職種であっても大切だと思うので、PDPのメンバーとしても、社会人としても大切にしていきたいです。

これからのウェディング、そしてポジティブドリームパーソンズを牽引し、成長をしていく3名。

彼らの挑戦はとどまることなく、新しい世界で輝き続けます──。

※ 記載内容は2023年11月時点のものです

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