未経験からの挑戦──個性豊かなチームの中でマーケターとして成長していく | キャリコネニュース
おかげさまで10周年 メルマガ読者数
65万人以上!

未経験からの挑戦──個性豊かなチームの中でマーケターとして成長していく

2022年3月中途採用でリックソフト株式会社に入社した薮野 彩乃。現在はマーケティング部に在籍し、新規リード(見込み客)獲得に向けた施策などを担当しています。マーケティングは未経験ながらも前職のイベント関連の仕事での経験を活かしながら、新たなことに挑戦し続けている薮野が仕事への想いを語ります。【talentbookで読む】

顧客目線のマーケティングで魅力を届けていく

入社以来、薮野は自身の希望であったマーケティング部の一員として業務に携わっています。

「私を含む全5名のメンバーで構成されるマーケティング部では、リックソフトと製品の認知拡大、さらには次のステップである案件化につなげるにはどうしたらいいのか考え抜き、さまざまな施策に取り組んでいます。

私が主に担当していることの一つが、新規リード獲得に向けた施策です。前職がイベント業界だったこともあり、展示会やオンラインイベント出展に関するさまざまな業務を行っています。具体的には、製品の訴求方法や、イベントごとにどうしたら目標を達成することができるのかを検討することに始まり、イベント当日の運用や、営業担当と連携しリードのフォローまでの一連の流れを担当しています」

また、自社で開催するウェビナーも担当するなど、多岐にわたる業務に携わっています。そんな薮野が仕事に向き合う上で大切にしていることは「どうしたら製品を好きになってもらえるか」です。

「製品だけでなく、リックソフトのこともまったく知らない『はじめまして』の方々に、何をどう伝えたら製品に興味を持ってもらえるのか、好きになってもらえるのかを常に考えています。リックソフトのファンづくりをするのがマーケティングの仕事なんです。

だからこそ、お客様の立場に立って物事を考えるようにしています。どんな悩みがある人が、どんなキーワードで発信をしたら興味を持ってくれるのか、その悩みをどう解決できるのか。相手の目線で伝えるようにしています」

自分の可能性を広げ、新たな挑戦をするために転職

「ものづくりが好き」との想いから、高校・大学ともにデザイン系の学校へと進学した薮野。映像や写真について専門的な学びを深め、新卒時に就職先として選んだのは広告業界でした。

「広告の中でも、私が就職したのはイベント系の会社です。もともとアイデアをもとに現物をつくっていくことが好きだったので、向いているのではと考えました。実際に担当していた業務は、大手企業の講演会・ビジネスカンファレンスなど、ほぼBtoB向けのイベントでした。お客様の要望をお伺いし、イベント自体の企画・ブースの設計、設営から当日の運営まで、イベントの最初から最後までの一連の業務を担当していました」

お客様が何を欲しているかはもちろん、イベント当日に突発的に発生するアクシデントにもすみやかに柔軟に対応するためにはどうしたらいいか常に考えていたと、あらためて当時を振り返ります。

転職を意識するようになったのは、入社から3年が経ったころのことです。

「イベントの仕事は、お客様の抽象的なイメージを形にして、イベントを実施したら終わりといったケースが多かったです。当時勤めていた会社は既存のお客様を中心としていたので、新たなお客様と出会う機会もありません。そのため、続けているうちに、もっと新しいことに挑戦してみたい、若いうちにもっとやれることを増やしていきたいと転職を考えるようになりました」

そして、薮野が新たな挑戦として選んだのが、マーケティングの仕事です。

「業界を絞ることなく、マーケティングの仕事で幅広く探していたのですが、リックソフトは未経験でも受け入れてくれる風土がありました。面接の中でも風通しの良さに魅力を感じ、入社を決めました」

経験豊富で個性豊かなマーケティング部のメンバー

想いが叶い、マーケティング部に配属が決まったものの、当初は不安もあったと薮野は語ります。

「まったくの未経験だったので、何から勉強すればいいのか、周りの人たちについていけるのかが心配でした。リックソフトの製品は種類も多く専門的なので、全部覚えられなかったらどうしようと思いましたね(笑)」

未経験ながらも努力を重ね、だんだんと知識をつけていったという薮野。前職での経験を活かせる展示会イベントを皮切りに、セミナー企画にも参加するようになっていきます。

「イベントについては流れも理解していますし、ノウハウも活かせる業務だったためスムーズに運営ができました。ただ、お客様に選んでいただき購入につなげるためにはどうしたらいいのかというところまでは考えたことがなかったので、製品に興味を持ってもらうためにはどうすればいいのか、最初はなかなか思いつかなかったですね」

そんなとき、頼りになったのが元エンジニアの上司や元新聞記者の同僚など、個性豊かなマーケティング部のメンバーだったと言います。

「さまざまな業界や業種を経験してきた人がいるので、いろんな視点や角度からの発想がもらえるんです。たとえば、定例会で『次のイベントのタイトル、どう思いますか?』と聞くだけでも、さまざまな意見が出てきます。『そのキーワードだとターゲットには刺さりにくいんじゃないか』『この職種の人はこういったキーワードを好むんじゃないか』など、先輩たちに気軽に相談できる場があるのは本当にありがたいです。日々勉強になりますし、刺激をもらっています」

そうした環境の中、自身の大きな成長につながったのは、上司からの勧めで受講した「クリティカルシンキング講座」でした。

「リックソフトには、外部研修・セミナー受講も補助をしてもらえる教育制度があるんです。上司から一度体系的にマーケティングを学ぶのもおすすめだと教えてもらい、その制度を利用して受講しました。論理的思考を鍛える講座やマーケティングの戦略や分析手法について学んでいきました。そうした学びをセミナーの集客数アップにつなげられるよう実践したところ、申込者数がグッと伸びるようになりました。自身の成長を実感できとても嬉しかったです」

会社や社会に貢献できる存在になるために、成長はまだまだ止まらない

リックソフトに入社してから「何が課題で、それをクリアしていくためには何をすべきか?」というロジカルシンキングが身についたことが、大きな変化だと薮野は語ります。

「以前は、案件を進めていく中で出てくる問題や課題一つひとつときちんと向き合い、導かれた根拠をもとに行動へと移していくことが苦手でした。しかし、マーケティングの考え方や知識を身につけたことで、今ではおもしろさややりがいに感じられるようになりました」

このように自分が成長することができたのは、社員の学びを後押ししてくれる環境やマーケティング部をはじめ、一緒に仕事をする仲間たちの支えのおかげだと薮野は言います。

「私の思い込みだったのですが、IT業界はドライな人が多いと思っていました(笑)。しかしまったくそんなことはありません。マーケティング部のメンバーはもちろん、イベント時などでご一緒するプリセールスやエンジニアの方々も知識や経験豊富な親切な方ばかり。何か1つ質問すると100返してくれるほど親身になって教えてくれます。仕事を通じて多くのことを学んでいる、『仕事=学びの場』だと実感しているほどです」

また、リモートワークでも、気になることがあったらすぐにチャットや電話で上司や同僚に相談することができる環境があるため、不安を抱えることなく業務に取り組めているといいます。だからこそ、さらに次のステップも意識するようになりました。

「昨年の6月からは自社YouTubeの企画立案も担当し、リックソフトのファンづくりをメインに継続的に認知を拡大していくことをめざしています。イベントやセミナーの企画運営を中心に新規リード獲得のための施策に取り組むのが私の役割ですが、さらにもっと先のことまで考えられるようになりたいと思っています」

これからもさまざまな経験や挑戦を重ねていくことで、マーケティング部、ひいてはリックソフトにとって欠かせない存在へと成長していく未来が薮野の前に開けています。

※ 記載内容は2023年12月時点のものです

アーカイブ