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それぞれに異なる企業をみてきたふたりの第2新卒が感じたVeevaとは

▲アソシエイトコンサルタントの倉嶋 桃子

▲アソシエイトコンサルタントの倉嶋 桃子

Veeva Japan初の第2新卒採用となったふたり、倉嶋 桃子と李 垠政(イ・ウンジョン)。育った環境も違えばVeeva入社までのキャリアも違います。まったく異なる道を歩んで、たどり着いたVeevaという場所で、ふたりが強く共感したのは働くために必要な環境、そしてそこに根付くカルチャーでした。【talentbookで読む】

面接で頭が真っ白になったときの助け船。互いを認め合うサポーティブな関係

倉嶋 桃子が大学卒業後、就職したのはマスコミ業界でした。

理由はふたつ。ひとつは、化粧品メーカーの美容部員のアルバイトをしたとき。自身が研修で得た知識を使い、お客様の悩みや希望に対して自分なりにカスタマイズしながら提案することにやりがいを感じたこと。そしてもうひとつは、インターンをしたときに情報やニュースを必要とする人に届けることで課題解決につながることに喜びを感じ、興味をもったからでした。

倉嶋は「何か必要としている人」とその「何か」を結びつける仕事として、マスコミ業界の営業職を希望しました。しかし入社後、経験を積んでいくことで少しずつ「もやもやとした違和感」を抱くようになります。

倉嶋 「配属された部署が非常に忙しく、先輩たちは“教える暇はない。自分で見て盗んでほしい“というスタイルでした。自発的に学んでいくことは大変でしたが、やりがいもありました。しかし、あるとき、その業務内容がかなり属人的だと気が付いたんです。

他部署との連携も多いとは言えず、もっと社内の業務やノウハウを共有して、部門の壁を越えて組織として部門の壁を越えて組織として課題解決に取り組めるような環境が必要だと思うようになりました」

あらためて自分がやりたいこと、成長するためにはどうすべきかをフラットに考えるため転職活動をスタート。「第2新卒歓迎」というキーワードから求人情報サイトを通じてVeevaに出会います。

倉嶋 「コーポレートサイトを観たとき、“部門の壁を越えて知識を共有する“とあって、わたしが働きたいと思える環境、カルチャーを感じました。これまでとはまったく異なる業界で不安はありましたが、この第一印象が大きかったです。でも何より印象的だったのは面接でのできごとでした」

2次面接まで進んだ倉嶋は、ある質問を受けたとき、緊張で頭が真っ白になり言葉につまってしまいました。

倉嶋 「焦りました。そのせいで質問の意図をうまくくみ取れずトンチンカンなことをいってしまったのも自分でわかって、固まってしまいました。やばい!と思ったそのとき、別の面接担当の方が『そんなに難しく考えなくてもいいんだよ』と助け舟を出してくださったんです」

その言葉と振る舞いで倉嶋は緊張がほぐれ、落ち着いて自分の想いを伝えることができたのです。

倉嶋 「おそらく何か考えがあるはず、それを最後まで聞こうと思ってくれたのかなと感じました。それが、すごく嬉しかったです。それ自体は難しいことではありませんが、とても自然で当たり前のように対応してもらえたことで、言葉だけではなく、本当にこの会社はサポーティブなカルチャーが根付いているんだと肌で感じることができました」

中学時代から憧れていた日本。そこで自分がやりたい仕事にチャレンジしたい

▲アソシエイトコンサルタントの李 垠政

▲アソシエイトコンサルタントの李 垠政

韓国で生まれ育った李 垠政は、中学生時代に観たアニメがきっかけで、ずっと日本に憧れていました。

ワーキングホリデーを利用して日本で働いているブロガーの記事を学生時代は欠かさずチェックし、いつか自分も日本へ行きたいと想いを募らせていました。大学時代にはアルバイトで貯めたお金で、初めて日本へ。

李 「憧れの日本。2週間の東京旅行は本当に楽しかった。文化にも感動したし、街はどこもキレイで、人もみんなやさしかった。旅行者として“外から“日本を眺めるのではなく、実際に住んで“中から“日本を体験してみたいと強く思うようになりました」

大学卒業後、日本でのワーキングホリデーを希望しますが父親の反対にあい、韓国内のIT企業へ就職して、エンジニアとしてキャリアをスタートしました。しかし日本への想いはあきらめることができませんでした。

李 「わたしが勤めた会社は、新しい技術に積極的ではなく、なかなかやりたいことが試せない環境でした。もっと新しいことがやりたい。そう思って転職を考えたときに、このチャンスを逃したら、もう後はないんじゃないかと、もう一度父に日本で働きたいと話したんです」

消えることなくずっと続いていた日本へ対する熱い想い──。それに打たれたのか、今度は素直に日本でのワーキングホリデーを父親は許してくれました。来日後、日本語学校で半年間、日本語を学び、就職のためにジョブフェアに参加。そこで出会ったのがVeevaでした。

李 「事前にジョブフェアに参加している企業はいくつかチェックしていました。中でもVeevaはWebサイトをみて印象に残っていました。製品やインフラストラクチャについて丁寧に説明されていて、とても興味をもちました」

李が興味をもった理由のひとつが、テクノロジーで生産性をあげるだけではなく、その技術でライフサイエンス業界全体の成長を目指し、それが結果として社会貢献につながることでした。

李 「企業は自社の成長のために利益を考えるのは普通だと思いますが、その成長が社会貢献につながる、世界へ還元するために自分は働いていると考えると仕事は楽しくなります」

ライフサイエンス業界に特化したプロダクトに携わるやりがい、社会貢献に対する想いだけでなく、ジョブフェアで会ったVeeva社員の振る舞いも李の心をつかみました。

李 「社員の方がとても丁寧に会社や仕事のことを説明してくれました。実は、他に検討していた会社もあったのですが、そこは説明を聞くこともなく、もうVeevaで働きたいと心にきめていました」

李の気持ちは、ジョブフェアの最中にすでに決まっていたのです。

日本だけではなくグローバルにも通じる、誰にでも質問しやすい環境がある

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倉嶋と李はVeevaで アソシエイトコンサルタントとして、それぞれのプロジェクトを持ち活躍しています。

ライフサイエンス業界のお客様のニーズを聞き出し、お客様ごとの業務プロセスに合わせて、クラウドベースのアプリケーションの構築、コンサルティングによって問題解決をしていく仕事です。本質的なニーズを引き出すために、何度もお客様と会議やワークショップを重ねます。

前職でエンジニアとして働いていた李と、まったく別の業界で働いていた倉嶋ですが、実際に仕事を通じて一番に感じることとして「プロダクトのすばらしさ」をあげます。

李 「お客様のニーズにあわせて非常に柔軟に対応しやすいシステムだし、メンテナンスも容易であることが魅力です。本当に革新的なクラウドベースのアプリケーションであると感じます」

倉嶋 「まっさらな状態から、お客様が求めるあらゆるニーズ、ビジネスプロセスに合わせてアプリケーションを組み合わせて構築していくことができます。お客様と一緒につくり上げていく過程は本当に楽しいです。こういうことがやりたかったんだと入社してからあらためて感じています」

また第2新卒として働くふたりが同じく、Veevaの魅力としてあげるのは“成長しやすい環境“だと口をそろえます。

倉嶋 「心理的安全性が高く、とても質問がしやすいです。だからそれぞれみんなが自分の力をのびのび生かせるんだと想います。新人のわたしたちに対しても、先輩が意見を求めてくださることに、最初は少し驚きました。

ひとりのメンバーとして認めてもらっていると実感しましたね。だからこそ、まずは今の自分にできることで貢献したいと思うようになりました。加えて、どうすれば先輩たちや社内のメンバーだけでなく、お客様からも信頼してもらえるだろうと常に考えるようにもなりました。もちろん簡単なことではありませんが、これがまた楽しいんです」

さらに李は、日本国内にとどまらないグローバル企業ならではの成長環境を感じています。

李 「会社では何かわからないことがあればヘルプのメールが飛んできます。それは日本国内だけではなく、グローバルのチームメンバーにも気軽に送って質問できるんです。世界中の社員同士でお互いに聞きあって助け合える。そういう環境、カルチャーが当たり前にあるのもすごいなと思いました」

国境も越えた、真の世界に通じるVeevaのコアバリュー

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Do the right thing、正しいことをする──。

ふたりが共通して好きだというVeevaのコアバリューです。業務はもちろん、普段の生活から大事にすべきことでもあります。

倉嶋 「これまで社会人としての経験では、お客様の要望に答えることが正しいことだと思っていました。でもVeevaの面接で『お客様の要望が必ずしもお客様のためにならないこともある』といわれてハッとしたんです。

常に長期的な視点でカスタマーサクセスにつながることは何かを考え、判断することが『Do the right thing』だと説明されたときは目から鱗でした。ときにはお客様のために、要望をあえて断る。その考えにとても共感したんです。

それにこうしたバリューが言葉として存在するだけではなく、実際に一人ひとりの社員の行動に落とし込まれているのもVeevaの好きなところです」

李 「仕事だけでなく日常生活の中でも、何が正しいかを考えて行動することが重要だというCEOのPeterのお話がありました。普段からゴミが落ちていれば拾うとか、そういった小さなところからDo the right thingを始めようと。

会社はビジネスをするために、自社の利益を追求するために何をすべきかを考える場所だと思っていたので、まさかCEOから身近な生活の行動についての話があるとは、と驚きました。普段の生活、そして仕事においてもDo the right thingを実行すれば、業務で得た知識やノウハウを共有できてそれぞれの成長につながり、『Employee Success』につながります。

チームとして成長できればより『Speed』感をもって物事を進めることが可能になります。そうすればお客様によりプロダクトの価値を提供することができ結果として「Customer Success」につながる。Veevaの4つのバリューを達成するための第一歩がDo the right thingだとわたしは思っています」

李には日本語で仕事をすることもふくめ、今は毎日がチャレンジの連続。でも、そんな毎日が「本当に幸せ」だと言います。そんな李に、憧れの存在がいます。

李 「アメリカの本社でも仕事をしていたプロダクトマネージャーは、誰かが質問するとなんでもすぐ答えてくれます。そんな姿に憧れました。週1回のミーティングで彼女に会うのが実はとても楽しみなんです。Veevaでは、自分が答えを探すことも重要なんですが、誰かに聞くことも同じように重要だと感じます。

わたしも彼女のように誰かを助けられるような存在になりたいと思っています。Veevaのお客様はライフサイエンス業界で、間接的にですが、患者さんに影響を与えるようなシステムに携わっています。だからこそ、やはりITのプロとしての意識は大事にしています」

李はライフサイエンス業界に特化したITソリューションを提供する立場でのプロ意識。そして倉嶋はビジネスパーソンとしてのプロ意識がVeevaではとくに求められると感じています。

倉嶋 「Veevaという環境は新人にとっても働きやすく自由度が高いからこそ、自分をどれだけコントロールできるかが大事だと思っています。次に何をやるか、自分で想像して先回りして準備する。そんな自発的な態度を常に意識するようにしています。それがベースにあるからこそ、互いを尊重しあえる環境が成立するんだと思います」

Do the right thingをはじめとしたコアバリューをもとに一人ひとりが互いを尊重し、成長するために支え合いながらお客様の成功を目指す──。異なる文化のもとで育ち、異なる企業で仕事をしてきたふたり。そんなふたりが、共に感じる魅力や価値観がここにはあるのです。

Veeva Japan 株式会社

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