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「伝わるプレゼン資料」を作るポイントは?プレゼン資料作成のエキスパートから教わろう

プレゼンをするときに欠かせないのは、伝わりやすい話し方と視覚的に理解しやすいスライド資料です。伝えたいことがうまく伝わる資料を作りたいものですが、「テキストばかりの無味乾燥な資料になってしまう」「デザインセンスがなくてパワポが苦手…」そんな悩みを持つ人も多いのではないでしょうか。今回は、伝えたいことが伝わるプレゼン資料の作り方のコツを解説するとともに、資料作成のアドバイスを提供しているエキスパートを紹介します。


目次

 プレゼン資料作成は苦手な人も多い
 伝わりにくいNGプレゼン資料
 伝わるプレゼン資料を作るコツ:構成
 伝わるプレゼン資料のコツ:デザイン
 時間がない!独学では限界!という人は、プレゼン資料作成のエキスパートの力を借りよう
 伝わるプレゼン資料は「プレゼンの対象者を意識すること」が重要
 

プレゼン資料作成は苦手な人も多い

新たな企画を立ち上げるときや営業の現場などにおいて、「伝えたいこと」を相手に届けるプレゼンテーション。言葉によるアプローチがもちろん重要ながら、視覚的に訴えかける「プレゼン資料」によるアプローチは大きな効果をもたらします。

とはいえプレゼン資料を作るのは苦手!という人は少なくありません。資料制作に悩む人からは、次のような声が聞こえてきます。

「デザインセンスがなくて文字だらけになってしまう」

「アピールしたいことをたくさん詰め込みすぎて、結局うまく伝わらなかった…」

そもそも、伝えたいことを伝えられる資料には何かコツがあるのでしょうか?

まずは「伝わらないプレゼン資料」の特徴を確認してみましょう。

伝わりにくいNGプレゼン資料

伝わりにくいプレゼン資料にはどのような特徴があるのでしょうか。よくある例から見てみましょう。

■ 1枚のスライドに情報が多すぎる

1枚のスライドに箇条書きの項目と説明を羅列し、ただそれを読み上げるだけ。定量的なデータを入れるために、小さな文字の表を添付するだけ…。そんな資料作成をしてしまうという人は多いのではないでしょうか。

ただの配布資料としては役に立つかもしれませんが、視覚的なアプローチが有効なプレゼンの場面では伝わりにくいと言わざるを得ません。

■ 色使いに統一感がない

視覚的な快適さも重要です。1枚のスライド内で色使いが多いとごちゃごちゃとした印象で、要点が掴みにくい場合があります。

また、要点になる部分の強調の仕方がスライド内で統一されていないなど、統一感がない場合にも要点を認識してもらいにくくなり、マイナスです。

■ ポイントがわかりにくい

一見綺麗に整ったスライドでも、表現の仕方によっては理解しにくいものがあります。

よくあるのは、細かな図が示すことや見る順番がわかりにくく、スライドの意味を理解できないという場合です。口頭の説明によって補完できずに次のスライドに移行してしまえば、聞き手に理解されないままでプレゼンが終わってしまうかもしれません。

いかがでしょうか。自分が作るプレゼン資料がNGな特徴にあてはまるという人もいれば、「他社のプレゼンでこういう資料を見たことある!」という人もいるでしょう。

いくら内容が優れていても、上記のようなプレゼン資料ではうまく伝えることができていません。プレゼン資料から伝えたいことを有効に伝えるには、様々な要素が関係します。

次項では、プレゼン資料に重要な「構成」と「デザイン」のコツを解説します。

伝わるプレゼン資料を作るコツ:構成

伝わるプレゼン資料は、口頭による説明をしっかりと補い、言葉よりも視覚的にアプローチしたほうが伝わる表現を盛り込むことで、プレゼンを成功へと導く一助になります。相手に伝わりやすくなる構成のコツは、以下の3つです。

■ プレゼンで目指すゴールを明確にして「聞き手のメリット」や「必要な情報」を揃える

構成を作る上では、そのプレゼンによって何を達成するために行うのかを明確にしておくことが重要です。そのためにはプレゼンをする相手がどんな人(どんな層)なのか、プレゼンが成功したときのゴールを明確にしましょう。

それによってプレゼン対象にとって必要となる情報はなんなのか、印象付けたいことはどんなことか、といったプレゼンをする上で重要になる要素が明確になります。

■ 基本構成は「PREP法」が有効

プレゼン資料においても、説得力を増す手法である「PREP法」を用いると効果的です。PREPは、「Point(結論・要点)」「Reason(理由)」「Example(事例・具体例)」「Point(結論・要点)」の頭文字をとったもので、ビジネスシーンによく用いられる手法です。結論から先に話し始めることで論理的に要点を伝えることができます。資料を作りながら伝えたいことが煩雑になってしまう人は、目次を作成しながら構成を組み立てるといいでしょう。

■ 資料は「わかりやすさ重視」。最低限の情報のみに留める

プレゼン資料に多くの情報を詰めても、表示されている短い時間では全てを読んでもらうことも、自分で読み上げることもほとんどの場合でできません。データを提示する場合にも視覚的にわかりやすいグラフや図を活用し、印象を残すことに重点をおきましょう。

また、「スライドが文字だらけになってしまう」という人にありがちなのは、スライド1枚で多くのことを語ろうとしている場合です。1枚のスライドには1つのメッセージだけにとどめましょう。

伝わるプレゼン資料のコツ:デザイン

良いプレゼン資料に共通するのは、見やすいデザインであること。前述の通り、要点がわかりにくいスライドはいいアプローチにはつながりませんが、要点のわかりにくさは文章だけてなくスライドの色合いや図、イラストなども影響します。見やすいスライドを作成するには、次の点を押さえましょう。

■ 配色は3色までがベター

1枚のスライドにはベースカラー・メインカラー・アクセントカラーの3つで統一すると良いでしょう。ベースカラーは基本的な文字の色で、黒やグレーなどが通常多く使われます。メインカラーは、強調したい部分に使う色味です。アクセントカラーは、さらに強く強調したい文言などに効果的に使用します。

基本の色味を決めておくことで、スライドを見る側からも強調したいことが視覚的に理解しやすくなります。

■ 読みやすいフォントを採用する

読みやすさを演出するにはフォントも重要な役割があります。スライドの配色や文字数に配慮しても、読み取りにくければ意味がありません。プレゼン資料でよく利用されるフォントには「メイリオ」があります。文字の大きさ(ポイント)にも注意しましょう。

■ 図やイラストは効果的に使い、多用しない

視覚的なわかりやすさにはイラストや図、グラフなどが効果的です。文字を少なめにして口頭で説明することで、印象的なプレゼンを作り上げることもできます。一方で、多用することはNGです。必要以上のデータやイラストの多用はスライド資料の見にくさにつながるため、適宜使用するように心がけると良いでしょう。

時間がない!独学では限界!という人は、プレゼン資料作成のエキスパートの力を借りよう

ここまでプレゼン資料作成のコツを伝えてきましたが、「そう簡単に上手く出来ない」「デザインに気を使うほど時間の余裕がない」という人も少なくないでしょう。

「もっと印象的なプレゼン資料にしたい」「デザイン面でアドバイスが欲しい」。そんな人は、スキルを売り買いできるタイムチケットでプレゼン資料の作成代行や作成指南をしているエキスパートに相談するのがお勧めです。

プロから指南を受けてプレゼン資料作成のコツを掴めば、その後に別の資料を作成する際にも応用できる知識として身につきます。

効果的なプレゼン資料を作成して、プレゼンによって達成したいゴールに辿り着きましょう。

プレゼン資料作成をサポートしてくれるチケット

パワポの資料の改善をお手伝いして頂きました。とても親身にいろいろと教えて頂いて大変助かりました。プレゼン資料をぐっと良くしたい方にお薦めです!(加藤 有香さんへのレビュー)

 

控えめに言って最高です!ゲーム好き歓喜のチケット、懐かしさにがっつり心を持ってかれましたし、その後のゲーム談義もめっちゃ楽しかった!! 大室さんのゲーム話、人柄、当日までの手際の良さ、どれをとっても大満足の時間でした 教えていただいたパワポの作り方を参考に、これからのプレゼンで、見る人の注意を集め、インパクトを残して行こうと思います!(めぐみさんへのレビュー)

 

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伝わるプレゼン資料は「プレゼンの対象者を意識すること」が重要

伝わるプレゼン資料を作成する上で押さえておきたいコツをポイントで解説するとともに、客観的な視点から資料作成のアドバイスをしてくれるエキスパートのサービスを紹介しました。

プレゼン資料を作成する時は、ついつい自分の視点で伝えたいと思うことを詰め込んでしまいがちになります。プレゼンを成功させるには、プレゼンする「相手に伝えたいこと」をわかりやすく表現しましょう。

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