去る10月20日（水）20時から1時間30分のスケジュールで、タイムチケットのユーザー交流会をオンライン開催しました。最大参加人数は57名。世界中のどこからでも参加できるという利点から、日本全国、中には海外からもご参加いただきました。

今回はタイムチケットアワード2021でグランプリを獲得した渡辺ゆいかさんが、メインパーソナリティとして場を盛り上げてくださいました。当日のタイムスケジュールは次の通りです。

ゆいかさんによるミニセミナーあり、10名のホストによるチケットプレゼンあり、交流会ありと、盛りだくさんの内容となりました。

交流会の序盤では、タイムチケットの運営から「一目でわかるタイムチケット」と題して、タイムチケットの基本データからチケット売買の傾向について発表しました。

カテゴリーごとのチケット販売数やチケット数、購入価格の分布といったデータから見えてくるタイムチケットのリアルな姿を公表しました。

今回の交流会では次のような情報を開示しました。

詳細にデータを読み取っていくとさまざまな傾向が見えてきます。交流会ではこうしたデータを元にユーザーの動向などを分析し、グラフを展開して目にもわかりやすくお伝えしました。

データからさまざまな分析を実施している運営から、参加していただいたユーザー様に次のようなメッセージを伝えました。

「データを読み解いてみると、販売チケットの平均金額が1万円に近い数字に対して、実際に購入されているチケットの中央値は5000円程度と、見方を変えると違う側面があることがわかりました。

チケット価格は最低500円から、ベテランのホストの方になると十数万円という高額チケットでも売買が成立しています。当然ながら高額チケットが買われるには、スキルの特殊性や購入から得られる期待価値、タイムチケットでの認知度などそれなりの理由やステップがあるわけで、決してパッと出してすぐに売れました、というものではないということもわかります。

ユーザーの皆様には、チケットの価格設定や戦略を考える際の気づきにつなげていただければ幸いです」

運営の発表に、メインパーソナリティのゆいかさんからは

「タイムチケットのランキングだけを見ていると1万円2万円といったチケットが多く見えて、そういった金額で売れるんじゃないかという感じがしますが、実際購入されるチケットの中央値が5000円だということで。それがわかると、最初は価格を抑えたほうが購入されやすくなるかな、と、チケットを出す上での参考になったと思います」とユーザー目線の感想をいただきました。

ご参加いただいたユーザーさまからは事後アンケートにて「実際のデータを知る機会になって興味深かった」「また違う視点からのデータを分析してほしい」という声をいただきました。今後も交流会などの場面で、データ分析から得た有益な情報を届けていきます。

交流会中盤では、人気ホストの渡辺ゆいかさんによる「タイムチケット攻略」のミニセミナーが行われました。

セミナー冒頭で自己紹介をしたゆいかさん。

「私も最初に3枚までは実は友達に買ってもらったりしていたんですが、ある日4枚目が売れて、いいレビューをいただいて。それから徐々に売れるようになって、チケット価格も上がっていったという流れがありました。10枚、20枚と販売枚数が伸びてきた頃にどんどん売れやすくなってきたという印象が個人的にはあります」

とタイムチケットを始めた頃を振り返り、自身の経験を語ってくださいました。

セミナーは「プラットフォームを活用した集客術”コピーライティングを身につけてWeb上で商品を売る戦略”」と題して、次の4つの項目に分けてタイムチケット内外で使えるセールステクニックを披露していただきました。

・「人脈でもSNSでもないプラットフォームを活用した集客の基本」

・「私のサービスに適したプラットフォームはどれ？タイムチケットにの傾向と対策」

・「自分の商品をPRするために絶対に入れるべき文章」

・「コピーライティングの基本形”クエストの法則”」

スライドを使い、要点がわかりやすく丁寧な解説をするゆいかさんのプレゼンは、サービスの種類や提供する場所を限定しない、さまざまな場面で使えるセールステクニックでした。

その後の質疑応答も多数寄せられ、短い時間ではあったもののボリューム満点の内容となりました。

※詳しい内容は別記事にてご紹介します

事前にご応募いただいたホストによるチケットプレゼン大会には、10名の方が名乗りをあげていただきました。ここで、今回のチケットプレゼンを実施していただいた方々を紹介します。

チケットプレゼン大会の後は休憩を挟み、皆さんお待ちかねの交流会を開始しました。Zoomのブレイクアウトルーム機能を活用し、ランダムに設定した4、5人の少人数による交流を時間の許す限り実施しました。

交流の時間は一回につきおよそ5分。自己紹介をしたりセミナーの感想を言い合ったり、タイムチケットでの悩み事を相談したりと、さまざまな交流が生まれていました。

短時間でルームメンバーが変わっていくために話をし尽くせない部分もありましたが、さまざまな人と一度に交流を持てるのはオンラインならではの醍醐味だったのではないでしょうか。

1時間30分の交流会プログラムは、予定通りの時間で終えることができました。

事後アンケートには

「時間管理を徹底されていて助かりました」

「今後サービスを実際に利用し、販売していきたい」

「別の切り口から分析したデータを知りたい」

といった前向きな感想をいただくことができました。

一方で、

「慣れないと輪に入りにくく感じた」

「交流会がかなり短かったので、交流メインのイベントがあってもいいのでは」

といったご指摘もいただきました。

ユーザー様同士がもっと交流を深められる会を設営していくためにも、貴重なご意見をお寄せくださり、ありがとうございました。

短い時間に盛りだくさんの内容となりましたが、多くの人に満足していただける会となりました。