2019年までタイムチケットのコミュニティマネージャーとしてジョイン。長崎県長崎市出身。広島大学卒業。経歴:ジャパネットたかた→タイムチケット→フリーランス(現在)。自身のタイムチケット販売枚数400枚以上、購入枚数100枚以上。世の中の「もの」「ひと」「こと」を繋ぐ「コミュニティスポット」を目指す。
タイムチケットを「中」から知り尽くしたエキスパート
「趣味は人に会うこと。人と話すことがとにかく大好きです」
そう語る大底さんは、世の中の「もの」「ひと」「こと」を繋ぐ「歩くコミュニティスポット」になることを目指しています。
大学卒業後、テレビショッピングの販売構成を考える仕事を経験した大底さんは、「もの」を売るためには、魅力的な「切り口」が必要であることに気付きました。家電から日用品まで、あらゆるものを販売していくうちに、「もの」ではなく「サービス」を売ってみたいという気持ちが芽生え、個人の時間やスキルを売買するというタイムチケットの仕組みに興味を持ったのだそう。
「私は『売り手目線』だけでなく『買い手目線』も持ち併せているので、売れる切り口を見つけることが得意なのです!」
そう明言する大底さん。タイムチケットでの自身のチケット販売枚数は400枚以上、購入枚数も100枚以上に上ります。
タイムチケットは「自分が知りたい情報を持っている人」に1クリックで会える
知りたい情報があるけれど、「周囲に聞いても解決しない」「本にもネットにも情報が載っていない」。そんな場合は、どうすればよいでしょうか?
「そんなときこそ、タイムチケットで検索してみてはいかがでしょうか」と大底さんは提案します。
タイムチケットのチケット紹介ページには、「何の分野の専門家(ホスト)が、どのような情報を提供しているか」が明確に記載されています。検索の結果、自分の「知りたい情報」を提供している専門家を見つけられれば、1クリックで簡単にサービスを依頼することができます。
タイムチケットを熟知している大底さんは、さらにこう続けます。
「知りたい情報を得る手段として、セミナーへの参加も考えられるでしょう。しかし、大人数向けのセミナーでは、講師に直接質問するのはなかなか難しいかもしれません。その点、タイムチケットであれば『1対1のサービス』が基本なので、知りたい情報を気軽に聞くことができます。これもタイムチケットの魅力の一つですね」
また、タイムチケットの「メリット」について、大底さんは次のように考えています。
■チケットを販売する「ホスト」側のメリット
「自分の特技やスキルを販売できるところがいいですね。自分ではそこまで価値があると思っていなかったスキルでも、悩みを抱えている人から見れば『価値のあるもの』かもしれません。自分の得意なことで人の役に立てるのであれば、やりがいも大きいでしょう」
■チケットを購入する「ゲスト」側のメリット
「自分の知りたいことを人に直接教えてもらえるところがメリットだと思います。本やネットで検索して、活字で情報を得るよりも、人から情報を教えてもらうことが好きな人にはおすすめです」
タイムチケットを利用することにより、「従来よりも専門家と直接繋がるスピードが早くなり、その結果、問題解決までのスピードや精度が上がったように感じる」と語る大底さん。自分の悩みをできるだけ早く解決したい人最短コースで解決法にたどり着けるのも、タイムチケットの魅力といえるでしょう。
「人との対話」で「強み」を客観的に評価
「最初に発行したチケットは、『家電製品の買い物同伴します!』という内容にしました。テレビショッピングの経験が生かせると考えたのですが、不発でした」
ところが、「チケットを発行しました!」とSNSでシェアしたところ、「タイムチケットの使い方を教えてほしい」「タイムチケットで売れるスキルがあるかわからない」などのたくさんのコメントが寄せられたのだそう。
「自分が思っている自分の強みと、他人が思う自分の強みは違う、と認識した瞬間でした」
その気づきをもとに「あなたの得意なことチケットにします」を発行。大底さんが相談者の強みをうまく引き出して、チケット販売のヒントを与えてくれるという内容です。
このチケットは「タイムチケットを利用する第一歩に最適」と人気になり、現在までに320枚も購入されています。
これからチケットを発行してみようと考えている初心者に向けて、「自分のスキルや強みをチケットにするために必要なこと」を大底さんに聞きました。
「まずは『人との対話』をおすすめしています。友人や知人に『私の強みは、どんなところだと思う?』と直接聞いてみると良いでしょう。そうすると、意外な答えが返ってくるときがあると思います」
その答えこそが、自分が伸ばしていくべき「強み」であることも多いのだそう。「自分のことは案外、自分ではわからないものなので、客観的な評価が必要になる」と大底さんは語ります。
「働き方の多様性」を広げてさまざまな価値観に出会ってほしい
(1)チケット購入までのメッセージのやりとりのスムーズさや丁寧さ
(2)当日、面会したときのサービス内容の説明や質疑応答への丁寧さ
(3)サービス提供終了後の自分自身の感情や満足度
「(1)と(2)の参考になる点は、自分がチケットを提供する際にもどんどん取り入れていきましょう!」
さらに、こう続けます。
「(3)については、ゲストとしての自分の率直な気持ちを大切にしてほしいと思います。良くも悪くも、なぜそのような気持ちになったのかを冷静に分析してみましょう。そうすることで、自分がチケットを提供する側になったときに『これはやりたい!』『これはやめておこう』と思える要素を見つけられます」
分析作業には骨が折れるかもしれませんが、このような小さなことの積み重ねが「質の高いチケットを生み出していくコツである」と大底さんは力説します。
「タイムチケットのホストの中には、気軽に『副業』からスタートして、チケットを販売しながら自分のスキルをどんどん極めていき、最終的に『本業』にしてしまった、という人もたくさんいます。少しでも気になるチケットがあれば、そのサービスをどんどん試してみるのがおすすめです!」
副業に挑戦したいと考えている人は、手始めに他の人のサービスから学んでみるのが成功への早道かもしれません。
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