「私は海外の長期留学や長期滞在の経験がありません。その分、どうやって国内で英語を習得するかを人一倍研究してきました」。そう語るのは、TOEICで900点近いスコアを持ち、英会話スクールなどで英語講師として働いてきた「ゆうちゃん」です。「英語を本格的に勉強するようになったのは大人になってから」という彼女に、英語を独学で勉強するオススメの方法について聞いてみました。

目次

独学で工夫しながら英語の勉強を続けてきた

英語学習のカギは継続できるかどうか

英語の勉強で悩んでいる人に「英語の独学法」をアドバイス

英語学習を挫折してしまった人の気持ちもよくわかる

重要なのは「英語を勉強する目的」をはっきりさせること

国内で英語を勉強してきた経験を誰かのために役立てたい

→ゆうちゃん のプロフィール

普段は会社で事務をしていますが、副業で英語の先生やブログの運営をしています。私は日本生まれ・日本育ちで、日本で英語を習得しました！フルタイムの会社員でもできる、副業のお話なんかもできますので、お気軽にお声掛けくださいね！

独学で工夫しながら英語の勉強を続けてきた

現在、静岡県で暮らしているゆうちゃんが英語と真剣に向かい合うようになったのは、大学時代。専攻が英文学だったことに加え、海外に旅行するのが大好きだったことが、英語の勉強の原動力となりました。

「英語を使えるようになるために、『これだけやればよい』というような単純な勉強法はないと思います」

ゆうちゃんはこう話します。

「私の場合も、文法や単語を覚えたり、リーディングやリスニングの練習をしたり、TOEICなどの試験勉強に取り組んだりなど、よくある勉強方法を組み合わせて英語を続けてきました」

それ以外にも、好きな洋楽を聞いたり、自分の言いたいことを日記にしてみたり。ときには、英語の先生を探して、会話の練習に付き合ってもらったり、飽きずに楽しんで続けられるよう、工夫してきたそうです。

■英語学習のカギは継続できるかどうか

英語を勉強している人ならば、どれも一度はやったことがある勉強法かもしれません。勉強法それ自体は、日本の国内で実践できる普通の方法と言えるでしょう。

でも、現実には、同じ方法で勉強しても、英語を身につけられる人とそうではない人がいます。なぜでしょう？ その違いは、英語の勉強を続けることができたかどうかにあります。

途中でモチベーションが落ちてしまって、英語の勉強を中断してしまった。あるいは、社会人になったら、どのように英語を勉強したらいいかわからなくなってしまった。そんな人が多いのではないでしょうか。

英語の勉強で悩んでいる人に「英語の独学法」をアドバイス

「私も大人になってから英語を始めたので、大人の英語学習の悩みには共感することが多いんですよ」

そう話すゆうちゃんは、個人の時間を売り買いできるスキルシェアサービス「タイムチケット」を利用して、英語学習の悩みを抱えている人に向けて、英語の独学の方法をアドバイスしています。

「これから英語を始める初心者さんや、途中で挫折してしまった方からご相談をいただくことが多いです。具体的な英語の勉強方法をアドバイスすることはもちろんなのですが、特に重視しているのは『目標設定』です」

ゆうちゃんは、相談者の方のお話を聴きながら、レベルや状況に会わせて、「じゃあ、まずは○○を目標に、こういう勉強からやってみましょう』といった感じでお話しているということです。

そんなゆうちゃんのもとには、アドバイスを受けた相談者から次のような感謝の言葉が寄せられています。

「自分の勉強の仕方に自信がなく、深い霧の中にいるような状況を何とかしたくてチケットを購入しました。期待以上のアドバイスをいただけて、これからの励みになります。お話していけばいくほど、目の前の霧がはれて『なるほど！』『そうなんだ！』『それでいいんだ！』と気持ちが楽になっていきました」

■英語学習を挫折してしまった人の気持ちもよくわかる

実は、ゆうちゃん自身も英語の勉強を挫折していた期間があります。それは大学を卒業したあとのこと。

「 大学卒業後に新卒で勤めた会社は、英語とは無縁の金融機関だったので、英語の勉強は全くしなくなってしまいました。1年半くらいは本当に何もしていませんでした」

そう話すゆうちゃん。

「それでもやっぱり海外への憧れはあったし、英語の先生になりたいという新たな夢ができたことで、すきま時間などに英語に触れる時間を作るよう、意識していました」

自分自身もそんな経験があるので、挫折を経験した相談者さんの気持ちもよくわかる、といいます。

重要なのは「英語を勉強する目的」をはっきりさせること

苦労しながらも英語の勉強を続け、英語を自分のものにしたゆうちゃん。英語を独学するうえでのポイントは何かと質問したら、「英語を使って何がしたいのかという目的をはっきりさせることですね」という答えが返ってきました。

ひとくちに「英語を習得したい」と言っても、その目的はいろいろあります。

旅行先で海外の人とコミュニケーションがとりたいのか、外国人の友達と意見交換したいのか、英文メールができるようになりたいのか、TOEICで700点以上をとりたいのか・・・

それぞれの目的によって、必要な英語の能力は違いますし、 効率の良い勉強の仕方も違います。

「まずは自分が英語を勉強する目的をはっきりさせて、その目的に沿った目標を立てて、必要なことを１つ１つクリアしていくと良いと思います」

ゆうちゃんはこうアドバイスしています。

■国内で英語を勉強してきた経験を誰かのために役立てたい

スキルシェアサービスのタイムチケットを使って、英語の勉強法で悩んでいる人にアドバイスしているゆうちゃん。最後にこんなことを口にしていました。

「私はネイティブでもバイリンガルでもなく、長期留学の経験もありません。国内で英語を勉強してきた私自身の試行錯誤の経験が誰かの役に立てるのは、とてもうれしいことですね」

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