英語のリスニング力がアップ!英語講師がすすめるリスニング勉強法 | キャリコネニュース
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英語のリスニング力がアップ!英語講師がすすめるリスニング勉強法

「映画を字幕なしで見られるようになりたい」。英語を勉強している人の中には、そんな目標を持つ人もいるでしょう。英語で会話する上でも避けては通れない「リスニング」。リスニング力を高めるには、どんな勉強法が効果的なのでしょうか。英語講師の「ゆうちゃん」さんが、英語リスニングが身につく勉強法をわかりやすく解説します。

目次

 英語のリスニングはなぜ重要か
 英語のリスニングができない原因とは?
 英語のリスニング力を高める勉強法
 英語リスニングの勉強のコツ

ゆうちゃんさんのプロフィール

私は日本生まれ・日本育ちで、日本で英語を習得しました! 英語塾と英会話スクールにて12年の講師経験があり、ここ3年くらいは翻訳もしています。日本にいながらもたのしく効率的に英語を習得できる方法をお話しします♩英語レッスンもやってます★。

英語のリスニングはなぜ重要か

「英会話では、リスニングは必須の要素です」 そう話すのは、英語講師の「ゆうちゃん」です。

ゆうちゃんによると、社会人になってあらためて英語を勉強したいという人の理由として、「英会話を楽しめるようになりたい」という人が多いそうです。

英会話は言葉のキャッチボール。相手の発した言葉を受け止め、理解できなければ、こちらからボールを投げ返すことができません。 英会話ができるようになりたいという人にとって、リスニング力はとても重要なのです。

英語のリスニングができない原因とは?

「英語のリスニングについていけない」「途中から何を言っているかわからなくなる」。

このように悩んでいる人もいるのではないでしょうか。では、英語のリスニングができない原因とはなんでしょうか。

ゆうちゃんは、次の2つを挙げます。

単語や文法の知識が足りていない

英語の勉強を始めて間もない人に多いのが、単語と文法の知識不足です。

英会話の途中で意味がわからない単語や言い回しが出てくると、そのあとの文脈を理解することができなくなってしまいます。

こんなとき、会話を止めて「今の単語の意味を教えてほしい」と聞き返すことができればよいですが、初心者だとわからない単語がいくつもあったり、気後れしてしまったりして、うまく会話を続けることが困難です。

スムーズに会話をするには、基礎的な単語や文法を勉強しておくことが大切です。

耳が英語に慣れていないために聞き取れない

また、「基礎的な英単語や文法は理解できるのにリスニングができない」という人は、「耳が英語に慣れていない」という原因が考えられます。 そんな人は、毎日英語を聞いて耳を慣らす訓練をするとよいでしょう。

英語のリスニング力を高める勉強法

英語のリスニング力を高めるには、どんな勉強法が効果的なのでしょうか。 ゆうちゃんは、「インプット」と「アウトプット」両方を連動させるとよい、とアドバイスします。

教材を使ってインプット

リスニング力を伸ばすためには、毎日継続して英語を「聞く」こと、そして単語や文法といった土台となる知識も必要です。

英語の教材を使ってこれらをインプットします。 リスニングや単語、文法の勉強は、何よりも「毎日継続できることが大切」とゆうちゃん。

毎日継続できる勉強法としてすすめるのが、テレビやラジオ、アプリで視聴できる「NHK英語講座」だと言います。

「NHKの英語講座は、子どもから大人まで幅広いレベルに対応しており、自分にあった教材が選べます。1日15分という短い時間で、毎日新しい単語や文法が覚えられる構造になっています。 講座用のテキストが販売されているので、英語を聞きながら『今どんな文章を読んでいるのか』を確認することができるのもポイントです」

「リピーティング」「シャドーイング」でアウトプット

ゆうちゃんがリスニングの練習にプラスしてほしいとすすめるのが、「リピーティング」や「シャドーイング」です。

リピーティングもシャドーイングも、英語の音声を聞いて、聞き取った英語を声に出す練習法です。両者の違いは、英文の途中で一時停止をして発声するか、英文を追うように発声するかの違いです。

たとえば、リピーティングは「Hello.(一時停止)My name is Mike.(一時停止)」のように、ピリオドやコンマ、接続詞の前で一時停止をしながら、聞き取った英文を声に出していきます。

これに対し、シャドーイングは英文の途中で一時停止をせず、聞こえた英文を追いかけるように声に出していきます。 「リピーティングやシャドーイングには、ただ英文を聞き流すよりも集中して音声に耳を傾けられるという効果があります。

実際にリピーティングやシャドーイングをしてみると、どうしても聞き取れなかったり、発音できない音が見つかります。これが自分の弱点です。まずはその弱点を知ることが大事です。

それらをひとつひとつクリアしていくことで、聞ける音やわかる英文が増えていくはずです」

英語リスニングの勉強のコツ

英語のリスニングを勉強するコツは、「教材選び」と「習慣化」にあるとゆうちゃんは言います。具体的には、次のようなポイントに注意するとよいでしょう。

教材選びの3つのポイント

英語リスニングの教材はたくさんあります。数ある中から教材を選ぶポイントとして、ゆうちゃんは次の3つを挙げます。

1.毎日継続できる教材であること リスニング力を高めるには、何よりもたくさん「聞く」ことです。そのためにも、毎日コツコツ取り組める教材であることが大切です。

2.短時間で取り組める教材であること 英語の勉強をしようと思っていても、たいていの大人は忙しく、実際に手が出せないでいるのも事実です。 そんな人は、1日3分でも5分でもいいので勉強の時間を確保しましょう。『1』とも関係しますが、毎日英語の勉強を続けるには、短時間でできる教材を選ぶとよいです。

3.スクリプト(台本)がついている教材であること 「単語や文法の知識がない」「耳が慣れていない」といった理由で聞き取りができない場合、スクリプト(台本)つきの教材であれば、読み上げられている文章を目で追うことができます。 英文が聞き取れなくても、スクリプトを見ることで「今聞いた英文はこういうことを言っているんだな」と把握することができます。文章を把握した状態で何度も繰り返し聞くことで、耳を慣らしていくとよいでしょう。

「『リスニング力を高める勉強法』の中で紹介した『NHKの英語講座』は、毎日継続できる・短時間で取り組める・スクリプトがついているという3つの条件を満たしているので、とってもおすすめですよ!」(ゆうちゃん)

英語の勉強を習慣化する

英語のリスニング力をアップさせる方法は、英語の勉強を習慣化すること。これに尽きます」と言い切るゆうちゃん。

英語を勉強していて一番挫折しやすいポイントは「継続できないこと」です。 「勉強を習慣化するためには、『いつもの生活の中で毎日続けるためにはどんな勉強法がよいか』を考えるとよいでしょう」と、ゆうちゃんはアドバイスします。

「私も継続することが苦手です」と苦笑いするゆうちゃん自身も、ライフスタイルの中に英語の勉強を取り入れることで習慣化に成功しました。

「以前は毎日15分ほど電車に乗って通勤をしていたので、電車に乗ったら必ずイヤフォンを耳に入れてリスニング教材を聞くようにしていました。また、ジョギングを趣味にしていたときも、走りながら英語を聞いていました

」と自身の経験を語ります。 英語の時間をまとめて取ることができない人は、スキマ時間を活用せざるを得ません。細切れの時間を使って、毎日続けられる教材や勉強法を探すことが第一歩。リスニング力をつけたい人は、ゆうちゃんに相談してみるのも1つの手段です。

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