ライバーesupi「ゲーム好き配信者」が語る 「TikTokバトル」の楽しさと勝負へのこだわり
今回はゲーム配信者からスタートし、わずかデビュー半年で数々の盾イベでランクインし、トップライバーの仲間入りを果たしたライバーのesupiさんを取材することに。現在の活動内容やリスナーとの交流、TikTokバトルへのこだわり、抱負などについて聞いてみた。

●プロフィール● esupi(えすぴ)。TikTokライブ配信者。配信ジャンルは、ゲーム配信と雑談配信。2024年8月にライブ配信をスタート。デビューわずか半年で多数の盾イベでランクインをはたしトップライバーとして活躍中。受賞歴:2024年8月No Battle Ranking・シルバー帯1位/2024年10月盾イベ・ゴールド帯2位/2024年11月ファンダム・BIG帯3位/2024年12月盾イベ・ナイツ帯1位/2024年12月20日ギフテッド甲子園・準優勝/2024年12月ファンダム・MEGA帯9位/2025年2月盾イベ・ダイアモンド帯22位。フォロワー数は1万9400件(2025年2月実績)
人を喜ばす仕事がしたくて

――まずはじめに自己紹介をお願いします。
esupi(えすぴ)と申します。2024年8月にTikTokでのライブ配信をはじめて、実はまだ半年ほどしかたっていません。しかし、ありがたいことに沢山のリスナーさんに応援していただくことができ、盾イベや日々の配信の糧になっています。これからもこの枠でのライブ配信を通じて、より多くの方々に笑顔や勇気を与えられるように活動を続けていきたいと考えています。
――esupiさんの名前の由来について教えてください。
元々私はゲームが好きで「esusama」という名前でずっとプレイしていました。そこからTiktokでライブ配信をはじめた時に「esuぴぴぴぴぴ」という名前で活動することになりました。「ぴぴぴぴぴ」の部分はチーム名です。この頃から視聴者さんから「えすぴ」と呼ばれるようになりました。そしてチームから卒業し、名前の変更をする機会に現在の「esupi」になりました。
――どうしてライバーになろうと考えたのですか?
子供の頃から人を笑顔にすることがとても好きだったので、将来人を喜ばせる職業に就きたいと思っていました。また、学生時代には英語がまったく喋れない状態から、海外に留学することになったのですが、それがきっかけで言葉を通じてのコミュニケーションの大切さを学びました。その時、いつかコミュニケーションの力を使って、人と人とを繋ぐ活動をやってみたいと考えていたので、ライブ配信の仕事に出会ったときにはとても魅力的に思えました。しかし、自分は結構「気にしい」で心配性な性格です。石橋を叩いて渡るタイプのため、なかなかライブ配信者になる決心がつかない状況でした。そんな中、元々の知り合いだった夢幻さんや周囲の方々に自分の気持ちを素直に話したところ、こころよくバックアップしてくださり、ライバーとして活動をスタートすることができました。
――ライバーになって変わったことはありますか?
ライバーになってからは、視聴者さんから温かいメッセージをいただくことが多くなり、少しずつ自分に自信を持てるようなっていきました。特に気持ちの面ですごく豊かになったと感じています。それまでは自分がこれほど沢山の方々に応援されることになると想像したことが無かったため、価値観がガラッと変わり、自分そのものが大きく変化したと思います。
――ライバーになって思ったよりも大変だったことはありますか?
トークの広げ方や視聴者さんがついついコメントしたくなるような話題提供はライブ配信には必要不可欠ですが大変です。私は毎日配信することが多く、話す内容は基本的に毎日違う内容です。いかに1つの内容を上手く広げられるか毎日試行錯誤しながらお話していますが、半年経った今でもまだまだ出来ていない部分だなと思っています。
リスナーと居心地のよい枠づくりを
――現在の活動内容について教えてくだざい。
配信初期はゲーム配信と雑談配信を交互にしていましたが、今は雑談やバトルをメインとしながら、たまにほかの配信者さんとコラボやバトルをして新鮮さを出すようにしています。雑談時はリスナーさんとゆるくお喋りし、みんなが居心地のよい枠作りをしています。また、実績作りとして新規リスナーさんにもきていただけるようにTiktok内で開催されるイベントに出場しています。配信する時間帯は朝7時頃からお昼12時前までと夜22時頃から深夜3時ぐらいまで。イベント期間中は夜から翌日の昼過ぎまでだいたいやっています。
――バトルを始めたはいつからですか?また、面白さについて教えてください。
2024年10月の盾イベからバトルをはじめたばかりです。Tiktokで初めての大型イベントに出ることを決めた時に、ほかの配信者さんから予約バトルは必ずした方がいいとアドバイスをいただいたのがきっかけです。バトルについては、もともと私は負けず嫌いでオンラインゲームをしていた経験があったので、スコアに関係なく、1戦1戦の勝ち負けにもこだわっています。ですから、負けてしまったときは、悔しい思いをすることも多いですが、雑談とは違った「バトルスイッチをオンにする感覚」がとても楽しいです。またバトルを通じて様々な配信者さんとの関係を深めることができ、時にはチーム戦で両枠のリスナーさんが団結して戦うなど、他の配信アプリにはない魅力がバトルにはあります。自分の活動の成長がある意味バトルスコアにも反映されるので、雑談だけでなくバトルも楽しめる枠作りをしていきたいと思っています。
――リスナーさんとはどんな存在ですか?
私の枠は和気あいあいとした雰囲気で初見さんでもすぐに馴染みやすい枠だと思っています。リスナーさんは私が頑張れない時も寄り添ってくれる温かい人が多いです。沢山の時間を共有したリスナーさんたちは友達や家族のような存在になってくるため、日々のコメントの雰囲気で「今日はいいことあったのかな」「ちょっと悲しそうだな」「私を元気にしようとしているのかな…」など、みなさんのコメントからいろいろな感情が受け止めています。顔が見えない中でも、言葉を多く交わすことによりリアル社会での人間関係と同じような身近な存在になれるということを実感しています。
――リスナーさんとの交流で気をつけていることはありますか?
リスナーさん達がいてライバーがいます。長時間配信出来るのはリスナーさんが放送を見に来てくれたり、コメントしてくれたりしてくれるから出来ます。バトルも実績を残すのもリスナーさんの応援が無ければ成り立ちません。リスナーさん達には常に感謝の気持ちを忘れずに接していきたいと考えています。
―TikTokライブクリエイターとして盾イベで受賞されたときの感想は?
最初のイベントのNo Battle Rankingは実際には2位でした。この時は1週間走りぬいてラスト10分で抜かされてしまいました。ただ1位の方がそのイベントに興味がなかったようで譲られた1位でした。その時の悔しさを胸に刻みリスナーさんと共にタイトルを取れるように全力で走っていこうと誓いました。そこから何回かイベントに参加したのですが2位や3位止まりで悔しい思いをし続け、年末の盾イベでやっとタイトルを取れた時は心の底から嬉しかったです。リスナーさんが喜んでいる姿を見て本当に感動しました。
2025年の盾イベは「全参加」を予定!
――ライバーとしての目標、将来の夢について教えてください。
「やるからには絶対やる!」という性格なので、女性トップライバーと呼ばれる存在を目指したいです。しかしながらまだまだ始めたばかりの配信業ではあるので、ずっと先の夢についてはイメージしづらかったりします。2025年の年末オールスターに出場することを目標に、応援して下さるリスナーさんといっしょにこの1年間走り抜こうと思っています。
――これからも忙しくなりそうですね。
基本的には今年の盾イベは全参加していく予定です。その他もファンダムや地域イベントなど参加できそうなところは積極的に参加していきたいと思っています。ライブ配信は資格なども必要とせずスマホ1台で誰でも始められるにも関わらず自分の人生を大きく変化させたり、コミュニケーションを通じて多くの配信者さんともこの先コラボなど通じて楽しい配信を行い、リスナーの方々の日々の楽しみになる配信をお送りしていきたいと思います。みなさんもぜひお越しください!
――ありがとうございました。