「アメリカズ・ゴッド・タレント」にも出演したダブルダッチアーティスト「TATSUYA」がTikTokライブクリエイターに! | キャリコネニュース
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「アメリカズ・ゴッド・タレント」にも出演したダブルダッチアーティスト「TATSUYA」がTikTokライブクリエイターに!

2本の縄を使った究極の縄跳び「ダブルダッチ」というスポーツが、日本でも知られるようになっている。今回はフリーのダブルダッチアーティストとして世界で活躍されている「TATSUYA」さんに現在の活動についてお話をお聞きした。

〇プロフィール〇
TATSUYA――たつや。世界トップレベルの実績 × エンタメ・メディア経験を兼ね備えたダブルダッチアーティストとして活躍中。ダブルダッチ世界チャンピオン 4回(2010, 2012,2014, 2024)/国内外主要大会にて審査員を多数歴任(2013~2024)/アメリカの人気番組「America’s Got Talent」に 出演/海外フェス出演(2025年 Halifax Busker Festival inCanada)/メディア出演多数(スッキリ、ズームイン、Netflixドラマ、フジテレビ など)/ CM・広告出演(NIKE、SACAI✖NIKE、FRED PERRY、ASICSオリンピック企画)/Instagramフォロワー9万人超、SNS総フォロワー11万人以上/Instagram動画再生数 2020年日本一(約8000万再生)ほか

〇プロフィール〇
TATSUYA――たつや。世界トップレベルの実績 × エンタメ・メディア経験を兼ね備えたダブルダッチアーティストとして活躍中。ダブルダッチ世界チャンピオン 4回(2010, 2012,2014, 2024)/国内外主要大会にて審査員を多数歴任(2013~2024)/アメリカの人気番組「America’s Got Talent」に 出演/海外フェス出演(2025年 Halifax Busker Festival inCanada)/メディア出演多数(スッキリ、ズームイン、Netflixドラマ、フジテレビ など)/ CM・広告出演(NIKE、SACAI✖NIKE、FRED PERRY、ASICSオリンピック企画)/Instagramフォロワー9万人超、SNS総フォロワー11万人以上/Instagram動画再生数 2020年日本一(約8000万再生)ほか

公務員を退職しフリーに

――自己紹介をお願いいたします。

「TATSUYA」と申します。肩書は「ダブルダッチアーティスト」です。「ダブルダッチ」とは簡単にいうと、2本の縄を使ったスポーツで縄の中でアクロバットやダンス等をするスポーツです。このスポーツを日本中、世界中に広めるために、TikTokライブクリエイターになりました。

――どのような活動をしているんですか?

現在の主な活動は、アーティストとしてのパフォーマンスと振興活動です。振興活動では子どもたちにダブルダッチを教えたりしています。今年3月まで市役所で公務員として働きながら競技をやっていましたが、公務員を退職し、4月からダブルダッチ1本でチャレンジしています。その流れで、9月からTikTokライブクリエイターとしても、タイムチケットプロダクションに所属して本格的に活動をはじめています。

――活動拠点はどこですか?

拠点は日本・東京ですが、ダブルダッチはワールドワイドに人気があるスポーツなので、海外に伺うこともあります。7月はカナダのイベントに出てパフォーマンスを行いました。9月には香港に行ってパフォーマンスや小学校で体験会をしたりする予定です。

――ダブルダッチとの出会いはいつですか?

僕はもともと小学生から高校生までサッカーをやっていました。スポーツが大好きで、プロを目指して一生懸命頑張っていたのですが、高校の引退試合のレギュラーに入れず、試合に出れないというとっても悔しい思いをしていました。そんな時に自分の高校で芸術鑑賞会というものがあり、様々なパフォーマーさんがいらっしゃりパフォーマンスを見せてくれる機会がありました。そこにダブルダッチのパフォーマーの方がたまたまいらしたんです。それを見て「これは何だ?カッコ良すぎる」と衝撃を受けまして、日体大を目指すことになり、大学に入ったら絶対ダブルダッチをやって世界一を目指そうと思ったのがきっかけです。

――大学進学後について教えてください。

日体大は体育大学ですが、ダブルダッチでも世界レベルだと知って、そこで絶対世界一になってやると思い、覚悟を決めて入学しました。そこからダブルダッチアーティストとしてのキャリアが始まって、現在は37歳ですから経験18年。人生の半分は飛び続けていることになりますね。

――今までどのような大会に出られましたか?

ダブルダッチにはさまざまな競技の大会がありますが、日本にも世界までつながる大会があります。僕は大学時代には日本大会で2回優勝することができ、世界大会は4回チャンピオンになりました。また、ニューヨークのアポロシアターで開かれた世界大会でも優勝したこともあります。

――ダブルダッチのチーム作りについて教えてください。

ダブルダッチは1人ではできません。縄を跳ぶ人を「ジャンパー」。縄を回す人を「ターナー」と言いますが、全員が跳んで回します。僕の場合は、大学時代に男女5人でチームを組んでやっていました。社会人になってからは、「Waffle」という名前で仲間とチームを組んでいます。しかしながら、みんな仕事などで忙しいので、イベントや試合に出れなかったりすることもありますので、今は、一緒に練習したりする別の仲間とイベントに出たりすることもあります。

――公務員との両立は大変だったんじゃないですか?

よくそういわれますが、僕の場合はダブルダッチをやっていることを、市役所の方々がみんな知っていたので大変さはなかったです。例えば大会で優勝すると、市役所職員間のニュースで流してもらえたりしまして、みんなに応援していただいていました。市役所内では、さまざまな部署を経験しましたが、スポーツ振興などを担当する部署にも配属になったこともあり、自分のやりたい仕事と重なる領域で働くことができましたし、市役所の経験はとても僕の人生の中で大きく成長できた時間でした。皆さんにとても感謝しています。

「アメリカズ・ゴッド・タレント」にも出演

――TATSUYAさんといえば、世界中のエンターテイナーが集まるアメリカの人気の公開オーディション番組「アメリカズ・ゴッド・タレント」にも出演されています。どのようなきっかけだったのですか?

僕はそれまで、自分のダブルダッチの動画をInstagramから発信していたのですが、2020年
にその中の1本の動画が8000万再生まで行くなど世界に広く拡散されることになりました。そして、その映像を見てくださった中にあの番組のディレクターもいらっしゃって、「アメリカズ・ゴッド・タレント」に出てみないか?と直接オファーがきて、とんとん話で決まりました。そこからチームを組んで、2022年での出演となりました。今振り返っても夢のような出来事でしたね。

――世界の大舞台でのパフォーマンスはいかがでしたか?

緊張しましたが、ダブルダッチの魅力をアピールできたと思います。大舞台の経験でもありましたので、この頃からダブルダッチアーティストとして独立することはできないかと現実的に考えるようになりました。そしてようやく今年4月からダブルダッチを軸に頑張って、生きていく決心がつきました。

――フリーのダブルダッチアーティストになって公務員時代と変わったところはありますか?

スケジュールを組みやすくなった点は大きいです。また、公務員時代は朝6時に起き、市役所まで電車通勤をしてという生活でした。フリーになってからは、練習やダブルダッチ振興のために何を発信すればいいのか考える時間を多くとれていると思います。
また、海外に長期で行くことも無理なくでき、自分が出たい大会やイベントに頻繁に遠征することができるのはとても有難いです。

――さて、パフォーマンス中のファッションも素敵ですが、ファッションへのこだわりについてもお伺いしたいと思います。

ダブルダッチはパフォーマンス時の衣装などの縛りがないスポーツですので、いろんな衣装を着ることができるというのも大きな特徴です。僕はファッションがとても好きで、衣装の演出もダブルダッチの楽しいところだと思っています。衣装などを提供してくれる企業さんがいる場合以外は、基本的には自分が着たい服を着ており、パフォーマンス時に流す音楽にあわせて、自由に衣装を選んでいます。

――ダブルダッチにはどんな競技がありますか?

ダブルダッチには様々な種目があります。限られた時間にひたすら速く跳び続ける「スピード」という種目もありますし、音楽に合わせて跳ぶ「フュージョン」もあります。また、縄の中でひたすらアクロバットをする「フリースタイル」や1対1で戦う「バトル」などのさまざまな競技があります。その中で、僕が特に好きなのは「パフォーマンス」といって3人以上で音に合わせて跳ぶ種目です。ダブルダッチは他のスポーツとも親和性が高く、例えばBMXという自転車の競技やフリースタイルフットボール、フリースタイルバスケットボールなど、いろんなスポーツとミックスして体験することが可能で、子どもたちにも非常に喜ばれます。また、ストリート系のカルチャーやラップミュージックにも通じるところも多く、そういうカテゴリーでも根強い人気があります。

――競技で使う曲選びはどのようにされていますか?

チームで相談して「この曲でやろう!」と決めてから、パフォーマンスを考えています。イベントの内容によっては、僕たちが考えている曲が使えないケースや曲の指定がある場合もありますが、基本的には自分たちが跳びやすい音楽を選んでいます。

――TATSUYAさんが好きなタイプの曲について知りたいです。

僕はハウスダンスが好きでダンスのレッスンにも通っているので、ハウスミュージックが好みです。リズムテンポは速ければ速い方がテンション上がります。もちろん、JPOPやKPOPなどの人気曲も大好きです。しかし、自分が跳んでみたい曲となると、ハウス系が圧倒的に多いですね。

TikTokでダブルダッチを生配信するのが夢

――さて、ここからは9月から本格スタートされているTikTokライブについてお話をいただければと思います。

今まで僕はどちらかというとInstagramへの投稿を積極的にやっていましたが、フリーに
なったのをきっかけにTikTokライブも挑戦してみることになりました。まだ、はじめたばかりですので、リスナーさんも集まらない日もありますが、これから頑張って続けていこうと思っています。

――ライブ配信を実際にやってみていかがでしたか?

初心者ですので、もちろん試行錯誤の中ではあるんですけども、TikTokはリアルなコミュニケーションができる最強のプラットフォームですので、実際にやってみてすごく面白くて、リスナーさんとのやりとりを楽しめています。自分の枠はまだリスナーさんの出入りが多く短時間の会話が中心ですが、みんな僕に話しかけてくれたり、ギフトやいいねをしてくださったりするので、そのたびに嬉しく思っています。

――ライブ配信ではどんなことをされていますか?

リスナーさんに「ダブルダッチって知っていますか?」と聞いて結構深くお話することができたこともありますし、途中で脱線して食べ物の話になってしまったりすることもあります。そういったやりとりを日々楽しんでいます。まだ、アプリの特性について知るための勉強段階ですので、昼間の時間に毎日2~3時間の雑談配信が中心で、最近夜の時間帯の配信にも挑戦しています。ゆくゆくはライブ配信でダブルダッチのパフォーマンスを見てもらう機会を作りたいと考えていますので、その準備段階だと思いライブ配信に取り組んでいます。

――TikTokといえばやはりバトルですが、そちらについてはいかがですか?

実はまだバトルはやってないです。だけど、バトルができるようになると多くのリスナーさんが見てくださり、TikTokイベントにも出るチャンスが増えると聞いていますので、頃合いを見てチャレンジしたいと思います。

――今後の予定について教えてください。

海外イベントに出演する予定です。リスナーのみなさんに発表できる時期になりましたら、TikTokライブやSNSを通してお伝えさせていただく予定にしていますので、楽しみに待っていてください!

――本日は貴重なお話をありがとうございました。

TATSUYA (tatsuya_waffle) TikTokアカウント

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